猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示するアトランティックシティのホテルのこと

NYC



『Days Inn Atlantic City Boardwalk』の2 Double Beds Deluxe(1泊168ドル)



この写真は同ホテルのHPから拝借。
「ライブ会場のホールに近くて、宿泊料金が1人当たり100ドル以下の宿」
ということだけを条件に探したホテルでしたが、
部屋の広さは今回の旅行で泊まった3軒の中でナンバー1でした。
ちょっと古さは感じるけれど、部屋の中は清潔だし、
一晩体を休めるだけなら十分でない?って感じで、ある意味期待以上。



オーシャンフロントだし。
天気がよかったら、きっと気持ちがいいはず。
しかしこのバルコニーは、日本でいうところのアパートのベランダのようでした。
鳩も結構くるようで、自然のままにフンは多いっす。



でもそのフンもこの大雨ですっかりきれいに洗い流されたでしょうというくらいに
よく降ってくれた大嵐の夜でした(この写真は嵐の翌朝です)。
そしてこの写真でもちょっとわかるように、その気になったら
隣の部屋とベランダ越しに簡単に行き来できちゃうよね?という
ベランダの造りなんですよねぇ。
セキュリティに関しては不安を感じると言わざるを得ません。
それでも嵐がきて部屋が雨漏りするまでは、まったくもって平和でしたが。
しかしこのホテル、確か5階か6階建てなのですが4階の自分たちの部屋が
天井がふくらむほど雨漏りしているということは、上の部屋はどうなの?
この下の部屋は? と非常に気になりました。



そして朝食をとりに1Fのダイニング『Country Kitchen』に行ったら、
この店内もやはり一部雨漏り中でした。
でも雨を受けるバケツを持ってきたりとかはしないのよね・・・。
というかバケツ2~3個でおさまるレベルでもなさそうな漏りっぷりだったけど。



雨漏りしていない席で朝食はしっかりいただきました。
料理名を失念してしまいましたが、このソーセージ野菜炒め目玉焼きの下に、
カリカリに焼いたポテトの千切りが敷き詰められています。
『カントリー・キッチン』という屋号なだけに、素朴かつアメリカンな
カントリーテイストでおいしかった!



ベーグルもうま!

それにしてもDAYS INNさんってば、あの嵐の後始末はどうしたんだろう? と
今でもたまに気になります。
大きなお世話だけど、そろそろリノベーションが必要な時期なのでわー。



海沿いに約10kmにわたって続くボードウォークに、このホテルはありました。
カジノホテルが林立するボードウォーク内で、ここは「唯一カジノがない」というのも
売りのひとつだったよう。
カジノ目的ではなかった私は「それはいい」とも思ったのですが、
帰国後よーく復習すると(遅い!)
カジノホテルのほうがスパとかエステとかカジノ以外の施設も
充実しているし、サービスもいろいろあるようだし、
不測の事態(しつこくて申し訳ありませんがこの場合、
ライブの延期及び嵐)を考えると、そっちのほうが
ホテルライフ満喫プランになってよかったかもーとは思いました。
(この日は移動の疲れでマッサージをとっても受けたかったんですよね)
旅行ばかりは、予習より復習を一生懸命やってもねー、ですな。

しかし復習したことによってこの街のカジノホテルにも今さら俄然興味が湧いてきたなり。
とりあえず予算は無視して(でもNYCに比べたらどこもリーズナブルなのではと思います~)
気になるカジノホテル・マイベスト3のリンクだけ貼らせていただきます。

●ベガス並みのゴージャス感が味わえるという評判の『Borgata Hotel Casino&Spa』
ここのスパはなんか非常に気になりますー。
(ちなみにストーンズのライブ後のオフィシャルアフターパーティがあったのはここ)
https://www.theborgata.com/Main.cfm

●ここはインドなんですか?という建物に妙にそそられる
『Trump Taj Mahal Atlantic City Hotel&Casino』
http://www.trumptaj.com/

●ここはギリシャなんですか?というオブジェなどがたくさんあるらしい
『CAESARS Atlantic city』
http://www.harrahs.com/casinos/caesars-atlantic-city/hotel-casino/property-home.shtml




そんなアトランティックシティに、Good bye Ruby Tuesday~♪
NYCへ向かうバスの中から、たまたま目にとまった店の看板の
写真をパチリと撮って、この街に別れを告げました。

この記事のみを表示するアトランティックシティでの晩餐

NYC


アトランティックシティ・ボードウォークのショッピングモール『Shops on Ocean One』内の
レストラン『Phillips Seafood』にて。
これ↑はサービスのパンなのですが、ハーブやオニオンなどの
風味が香ばしくてなかなか美味でした。
しかもなんだかたくさんお皿に盛られているので、
全部食べるわけじゃなくてもうれしい。



このバターの大ざっぱかつ豪快なサービスも、アメリカ的でいい感じ。


クラムチャウダー($3.99)。
(これ含めて以下、ブレ気味の写真ばかりで失礼します)
ウェイターがテーブルで胡椒を挽いてくれるのですが、
「More? more?」と聞かれるのでテキトーに相槌を打っていたら、
当たり前だけど非常に胡椒たっぷりのスープになってしまいました。
でもおいしかったけど。



ツナタタキ($11.99)。
胡麻がきいていて、いいお味だったわーと記憶。



ロブスターハーフシェル($18.99)。
このルックスに、一瞬気持ちが華やいだと記憶。



生牡蠣半ダース($11.99)。
ちょっと磯の香りが強かったように記憶。

この食事は、ストーンズのライブ延期がわかった後にいただいたものです。
ショックを受けていたわりにはずいぶん食べてたなという感じですが、
それもそのはず!? この時のテーマはずばり「やけ食い」。あちゃー。
でもやっぱりそういう食事って心底堪能はできないというか。
その夜のライブがキャンセルになったことをまだ知らないどこかの店では
ストーンズの曲を流していて、好きなバンドの曲を聴いてもこんなに
楽しくないこともあるんだな、っていうのも初めて知ったことだったりしたのですが。
心って、思いもかけずどんどん狭くなるものだ。

それでもこの晩餐のことを今、少しあったかい気持ちで思い出すことができるのは、
このレストランで私たちのテーブルについてくれたウェイターが
めちゃくちゃ陽気でサービス精神にあふれた人だったから。
こっちの落ち込みなんて向こうはもちろん知る由もないけれど、
あの笑顔、そのもてなしに、自分の気持ちが慰められていたのは間違いない。
その時はあんまり自覚はしていなかったけれど、
こうしてひとつずつ誰かに救ってもらっていたんだねーと、
とっても大げさで自己中な思い込みではあるけれど、
しかしながらとてもありがたいことだったなとしみじみ思っております。



このショッピングモール『Shops on Ocean One』には
有名高級ブランド店があらかたそろっていましたよん。
やっぱり意外と楽しい街だったのかも、アトランティックシティ。
と今だから思えるのよね。
ということで、またいつの日か行けたらいいなと思います。

この記事のみを表示するアトランティックシティへ行くなら

NYC



マンハッタンからバスで約2時間~2時間半。
ニュージャージー州アトランティックシティは
米国東海岸最大のカジノシティ。
数多くのカジノホテルがあり、近郊在住の人々が
気軽に行ける“遊びの街”という感じっぽい。
バス運賃は往復で31ドルです(2006年11月時点)。

*2008年6月現在では33ドルとのこと。




マンハッタンからアトランティックシティに
行くバスは、ほとんどどこかしらのカジノ
ホテル行きになっています。
私たちは自分たちの目的地の最寄りの
『TRUMP PLAZA』行きのバスに乗車。
この写真はトランププラザ内のスロット
コーナーです。
ここはスロットのみのフロアで、
ディーラーのいるカジノ施設は他に
あるようでした。
昼間なので閑散としていたけれど、
一人で黙々とスロットに向かうご高齢の
方々の姿が目についたな。




トランプ氏といえば不動産王・大富豪と
して有名だけど、そしてNYCの金ピカの
トランプタワーとかその建物のほとんど
悪趣味なほどの豪華絢爛さも印象的
だけど、そこにカジノという要素も
加わると、ますますどこもかしこも
きらびやかで、バスから降りたばかりの
ぼーっとした頭を一気に目覚めさせて
くれました。その派手派手しさを
お伝えできない写真でスミマセンー。




ところで、バスが到着するカジノホテルのバス降り場では、
バスの乗車券を渡すと、それと引き換えにクーポンがもらえます。
20ドル分のカジノクーポンと、5ドル分のミールクーポン。
そういうクーポンがもらえることは事前に調べていて知っていたのですが、
当然その20ドルクーポンはカジノに使うだけのためのものなのだろうと
思っていたのです。
しかし最初からカジノに行くつもりならいいんだけど、
今回はライブが目的だし、そもそもギャンブルにもあまり興味ないし、
そんなクーポンをもらっても持ち腐れだなぁなんて考えていたのですが。
そしたらなんと!
これは単なるカジノクーポンではなく、キャッシュバッククーポンだったのです。
諸々の手続き(パスポートの提示など)によって、新札の20ドル札と交換できたなり~!
なんかすっごくトクした気分になりました。
カジノをやる場合は、その20ドルでコイン等と交換したりできるわけですね。
とにかくバス運賃は往復31ドルではあるけれど、
結果的には往復11ドルになったということで、
このシステムは素晴らしすぎると思いましたっす。
*2008年6月現在、クーポンは21ドル分とのこと。

ところでアトランティックシティに行くにあたっては、
ネットでいろいろ調べて、さまざまなサイトにおおいに助けていただいたのですが、
ガイドブックも含めて全体的に情報がもっと欲しいなーとも
思ったりしたもので、私も私なりにその行き方を、
とっても簡単にですがアップしてみます。
結論としては「行けばわかるから大丈夫!」という感じなのですが、
でもいつかどなたか必要な方のご参考にちょっとでもなればと思ったりしてます~。


この記事のみを表示するチャイナタウンはどこでも

NYC



「どこでも」といえるほど多くのチャイナタウンに
行ったことがあるわけではないけれど。
でもチャイナタウンはどこでも。







時にその生々しさに少し怯みそうになるほど。
「喰う」ということへのエネルギーに満ちているなぁと思う。
今回のニューヨーク旅行ではたださまよっただけで(その節はごめんよN子さん)
チャイナタウンで食事はしていないのですが、
でもただぐるぐるぐるぐる歩きながらも、
本能のどこかがじわじわ刺激されている感じはありました。
貪欲に、喰うために喰う。
それでいいじゃん、と思う。
むしろそれってものすごい快楽を伴うことだな、なんて今さらのように気づく。
ニューヨークといわれなければどこの国の街にいるのかわからないほど、
普遍的なたたずまいのチャイナタウン@マンハッタンにて。

この記事のみを表示する三夜連続で通ったレストラン@NYC

NYC



『SAIGON GRILL』@アッパーイースト店

NYC在住の友達・enidちゃんが「ぜひここの料理を食べてほしい!」と、
私のことを連れて行ってくれたベトナム料理店。
●10/29・1回目・誘ってくれたenidちゃんとふたりで同店にてディナー。
●10/30・2回目・一緒に旅行中の友達・N子さんにも「ぜひ食べてほしい!」と誘い、
            N子さんとふたりで同店にてディナー。
●10/31・3回目・NYC最後の夜だったので、やっぱり旅の〆はあの店にするか! と
            N子さんと意見が一致し、再び同店にてディナー。

と、6日間しかないNYC滞在なのに(内1日はアトランティックシティ泊)
3日間続けて同じ店にごはんを食べに行っちゃっただよ。
しかしこれが仮にあと1週間滞在していたとしても、そのうちの半分くらいは
この店に通っていたのではないだろうかと思うほど、超気に入りました。
理由はやっぱり
第一にうまいっ!
そもそもなじみの深いアジアンフードということもあるけれど、
全体的に日本人好みの味付けでもあると思う!

そして安いっ!
ビール飲んで、前菜、メイン、デザートといろいろ頼んでも
一人20ドルちょいでおさまったのにはびっくり!
ニューヨークでも相当貴重な価格設定という気がするけれど、
東京でもなかなかこうはいかないわ。

客層も幅広いっ!
オシャレな店に行くと当然のようにオシャレな人しかいなかったりするわけだけど、
ここは基本的にカジュアルだし、お客さんも家族連れやカップルや
仕事帰りのOLさん風の人やひとりごはんのご近所さん風の人やら、
ほんっと幅広い。肌の色もさまざまで、なんかこうみんなそれぞれが、
それぞれにニコニコしながら普通に食事を楽しんでいる感じがとてもよかったです。
当然、混んでいたりはするわけですが。

そしてちょっとネットで検索してみたら、たくさんのNYC通の方が
このお店のことを書かれている記事が出てきたので、
やっぱりかなり人気なレストランだったのねーと改めて思った次第でした。



↑3回中2回オーダーした『Goi Du Du』($6.50)(写真はフラッシュ使用)
青パパイヤのサラダなのですが、上にのっかっている牛肉の炭火焼が超うま!
このお肉だけでも今すぐ食べたい!
2回目に食べた時は、なぜか1回目の時よりも辛さが強烈でしばし絶句しましたが、
でも日本で食べたことのあるベトナミーズパパイヤサラダより
パンチが効いていてうまいっ。



↑こちらも3回中2回オーダーした『Hot&Spicy B.B.Q Ribs』($8.00)(写真はフラッシュ使用)
なぜせっかく3回も行ったなら、3回とも頼まなかったのかしらと
今でも激しく後悔している一品なり。
この色でも伝わってくれればと思うのですが、ものすごく味付けが濃いです。
ケチャップらしい甘さとスパイスの辛さがどちらも容赦なく同時にくる感じ。
日本人にはできそうにない味付けというか、とても思い切った味だと思うのよね。
でもそれがうまい。お肉もやわらかくて、骨までしゃぶりつきたくなるスペアリブ。



↑『Com Chien Vegetable』($6.25)(写真はフラッシュ使用)
つまり炒飯、フライドライスですが、別の日にはフライドヌードルをオーダー。
味付けはご飯でも麺でも基本的に変わりません。どっちもおいしい。
特筆すべきはこの白い器に入っている甘酢だれ。
このたれをちょっとたらすと、炒飯も焼きそばもむっちゃうまくなる!!
若干ニョクマム風味というかアジア的魚系だしをやや感じる味のたれなので、
それがウエスタンフードに飽きてきた舌をまた一層喜ばせてくれるのでした。
この甘酢だれだけ別売りしてほしいー!!



ちなみにこのレストランには寿司バーもあります。
アメリカ的おもしろ系巻き寿司も各種ありましたが、
お寿司はさすがに値段もお高めです。
ちなみに↑これは『SEVEN SAMURAI ROLL』($13.75)。
Spicy crunchy tuna roll with tuna,fluke,striped bass,avocado,salmon caviar on top、
ということです。
ほのかに韓国料理のチャンジャみたいなものの味がする、
妙にピリ辛のお寿司でした。

このレストランで、ココナッツミルクが使われている料理は
私的にはいまいちかなともちょっと思ったけれど、
しかしこのお店って日本にもあれば絶対に流行りそう。
あー日本にも出店してくれないかしらー(ちなみにマンハッタンには3軒あるようです)。
でないと、サイゴングリルに行きたいがために、
ただそれだけのためにまた海を渡っちゃいそうで怖い。

ところで最後のディナーを楽しんだ10月31日はハロウィーンで、
このお店へ向かう間にも仮装(というかコスプレ)行列を
たっぷり楽しませてもらったのですが、
ハロウィーンといえどもそんなコスプレピープルは
ほとんどいないこのお店にて、かなり目を引く人を発見。

この記事のみを表示する通りすがりのベジタブルUDON

NYC



St.Patrick's Cathedral@5th.Ave,NYC

たくさんの人が行き交う通りにひとり立ち止まり
この教会の写真を撮っていると、
通りの向こうから同じくひとり歩きの東洋人の女性が
近づいてきて、私に自分のデジカメを差し出してきました。
「あの教会をバックに私の写真を撮って」と
言葉ではなく、身振り手振りで伝える彼女。
「OK」と彼女のカメラを受け取り、
「ワン、ツー、スリー」とシャッターを押す合図だけ大きな声で言いながら、
教会をバックにたたずむその人の写真を撮りました。
彼女はとくにポーズをとることはなく、ちょっとだけ緊張したように姿勢を正し、
どこか控えめな感じで微笑んでいました。
使い慣れないカメラで人に頼まれた写真を撮るのは不安だったので、
デジカメのモニターで、今撮ったばかりの写真を彼女にその場で確認してほしい。
そう思ったのだけど、彼女は私から自分のデジカメを受け取ると
モニターはまったく見ようとはせず、
何も言わずにただにっこりと、
ものすごくにっこりとした笑顔を私に見せながら
軽くおじぎをして、そして去っていきました。

その理由はわからないけれど、彼女は一言も言葉を発しませんでした。
でも今、この自分が撮った教会の写真を見ていると、
彼女の写真を撮り終えてデジカメを返した時の、
彼女のうれしそうな笑顔ばかりをやたらと思い出します。
知的で物静かな印象を与える女性だったけれど、
あの瞬間は屈託なく顔中で笑っていて。
なぜなのかはわからないけれど、とにかくとってもうれしそうだった。
そのことを思う時、私もほんの少し、うれしい気持ちになれます。
なんだかよくわからないけれど、とにかくうれしい。
こうして書いている今もやっぱりうれしいなと思うのです。
あの時の写真を彼女が気に入ってくれているといいなと願いながら。

それから裏通りをぶらついていると、
「UDON」という張り紙を出しているデリ兼カフェのような店を見つけました。
ガラス張りの店なので中が丸見えなのですが、
「なんかさびれてる感じの店だな~」というのが第一印象。
ガラーンとしていて、活気があるとは言い難い。
でもUDON。うどん、いいなー。
ちょっと小腹もすいていたので、入ってみることにしました。
そしてUDONコーナーへと直行。
確か、天ぷらうどんとかいろいろ種類はあったのですが、
野菜をむしょうに食べたかったので、「Vegetable UDON」をオーダー。
ベジタブルUDON。
それをオーダーした時、自分の中で思い描いている
野菜うどん像が何かしらあったはずなのですが、
もはやその最初のイメージを思い出すことができません。

この記事のみを表示するアリガトウ

NYC



ニューヨークから日本に帰る日の早朝、
またもや時差ボケによる不眠と空腹に耐えきれず、
ホテルのすぐ近くにある24時間営業のレストランへ。
朝5時半とかそんな時間で、お客は私たちだけ。
多分、そのレストランの店主なのかな、と思わせるような
落ち着いた雰囲気のおじさまスタッフが注文を聞きにきてくれました。
おじさまはとくに笑顔も愛想もなく、注文の聞き方もどちらかといえばぶっきらぼう。
とっつきにくそうではあるけど、かといってイヤな感じはしない。
そんな雰囲気の人でした。



注文した目玉焼きと芋料理(コンビーフ炒め)を
おじさまが運んできてくれました。
帰国日なので、あともうちょっとの我慢ではあったけれど、
かなり醤油味に飢えていた私と友達。
この目玉焼きに醤油をかけて食べた~い!!
そこで「ソイソースはありますか?」と尋ねてみると、
質問の意味がよくわからない様子のおじさま。
「ソイソース、ソイソース!!」と必死でくり返す私と友達。
おじさまは曖昧な表情ながらも「OK」と言って、厨房のほうへ行きました。
そしてしばらくしてから2~3本の瓶を抱えて戻ってきてくれました。
ウスターソースにステーキソースに、あと何か洋モノソース。
「OK?」とおじさま。
「OK!サンキュー」と私たち。
望んでいたものとは違ったけれど、おそらくお店にあるソース各種を集めて、
何とかリクエストに応えてくれようとするおじさまの気持ちがうれしかったのです。
それにそれらのソースもしょっぱ系で、
求めていた味にもそれなりに近くて美味しかったし。

食後のコーヒーを運んできてくれたおじさまが、
「あなたたちは日本人ですか?」と尋ねてきました。
「イエス」と答えると、おじさまは納得したようにうなずいた後に
「アリガトウ」、とゆっくりと言いました。
唯一知っている日本語らしい。
おじさまはそう言いながらもあまり表情はくずさずポーカーフェイスのまま。
でももちろん私たちのために言ってくれているわけで、うれしくなる。
(ニューヨークでは基本的に観光客扱いというものをされることがないし、
知っている日本語でコミュニケーションをとろうとしてくれるサービス業の人なども
ほとんどいないので、このやりとりはある意味いつも以上に沁みました)


こちらも「ありがとう」と返すと、おじさまもまた「アリガトウ」。
おじさまの「アリガトウ」は語尾がちょっと「ン」っぽく聞こえました。
アリガトンっていうちょっと甘めの発音がキュートで、
こっちの顔も満面の笑みになっていたと思うのですが、
おじさまの表情も心なしかやわらかくなって、
ぽわーんと心が温まる、そんな朝のテーブルになりました。

レストランからホテルへと戻り、友達とエレベーターの中で
そのおじさまのことを「素敵な人だったね」とか話していました。
話の流れで私がおじさまの「アリガトウ」の発音を真似すると、
一緒にエレベーターに乗り合わせていたきれいな欧米人の女性が、
急に私たちのほうを向いて笑いかけてきました。
そしてはにかみながら早口でこのようなことを言ってくれました。
「ごめんなさい、急に笑ったりして。
私、日本語は全然わからないけど、『アリガトウ』という言葉だけは
知っていて、今その言葉を日本人のあなたたちが実際に使っているのを
聞くことができて、とてもハッピーな気持ちになったの」

今さらだけど、いい言葉だなぁとその時思いました。
とってもね。しみじみと。
ありがとう。

この記事のみを表示するヴェロニカを想う

NYC



海外のホテルに泊まると、毎朝ハウスキーパーの人へのチップを置く。
だからその瞬間だけは確実に、お掃除をしてくれる人のことを
ちょっと考えているかもしれない。
でも大抵の場合は、部屋がきれいか汚いかということには目は行っても、
お掃除をしてくれている人のことってあんまり考えてなかったかもなぁ。

そんなことをふと気づかせてくれたのが、
アトランティックシティで泊まったホテルの部屋に置いてあったこの封筒。
ベッドのサイドテーブルの上と、デスクの上の2ヵ所にありました。
名前のところにオレンジのマーカー。
その部屋のハウスキーピングをしてくれたのが
ヴェロニカさんなんだなということが一目でわかる封筒なり。
そして「チェックアウトの時にこの封筒をフロントデスクに
置いていってください」というメッセージに黄色のマーカー。
この封筒をフロントに持っていくことが、
彼女にとって何か重要なことなのだと察することができるなり。

でも。
ただ封筒を持っていけばいいのでしょうか?ヴェロニカさんっ!
何度読んでもなんだかよくわからないので、
結局この封筒だけをフロントデスクへ持って行きました(間違ってる?)。
フロントのスタッフはまったくノーリアクションで
普通に受け取ってくれたけれど、
その後、ヴェロニカさんには何かいいことがあったのかな。
あってほしいなーと思う。何でもいいからとにかく何か素敵なことが。
筆跡鑑定なんかはもちろんできないけれど、
でもすっごく一生懸命に仕事をしている人なんだろうなっていうのが
その文字から伝わってきて。
そしてHave a nice dayなんて、見知らぬ私たちのために
そんな言葉も忘れずに残してくれていて。

いやな話を蒸し返したくはないけど、この日はライブの延期という
ショッキングな出来事があった日だったから余計にね。
ヴェロニカさんのこの封筒は、そこでもう自分の不幸のことしか
考えられなくなっていた私に、
ちょっと大事な何かを気づかせてくれたように思います。
自分にとっては人生最悪みたいな日であっても、
ヴェロニカさんは普段と同じように仕事をして、
これからやってくる顔も知らない客に向けて、
せっせと封筒に名前とメッセージを書いて残している。
いとおしい、っていう気持ちになりました。
それってどうもうまくいえないけれど、
でもなんだかそうとしかいいようのない感情でした。

アトランティックシティはこれから朝。
Ms.VERONICAにも“Have a nice day!”

この記事のみを表示するSWEET BREAKFASTS@Sarabeth's

NYC



『Sarabeth's Central Park South (CPS)』
(40 Central Park South -between 5th and 6th Aves)
パンプキンワッフル(Pumpkin Waffle Topped with Sour Cream, Raisins,
Pumpkin Seeds and Honey. Served with Warm Maple Syrup)
$12.50。

『サラベス』はマンハッタン内に数店舗ある人気のレストラン。
料理のジャンルとしては「アメリカの家庭料理」ということになるよう。
今回の旅行では食事に関しては「流れのままにテキトーに」というスタンスだったのですが、
このサラベスにだけは行くべ、と友達と決めていました。
前回のNYC旅行の時にもアッパーイーストにあるサラベスでディナーをとり、
素敵なひとときを過ごせた印象が強く残っていたからです。

サラベスはサンデーブランチが有名らしく、
毎週お店には行列ができるという噂。
並ぶのはいやだけど、サンデーブランチって何かいい響き。
でも時間的にムリだったのと、通常の朝食メニューと
内容的にはあまり変わらないようなので、ブランチはあきらめて
マンデーブレックファストをとりに出かけました。
この時宿泊していた『ハドソンホテル』から
歩いて10分くらいのセントラルパークサウス店へ。



↑「SWEET BREAKFASTS」メニューの中から選んだパンプキンワッフルですが、
かなりかぼちゃの味が濃厚。
ワッフル自体にはかぼちゃ以外の甘みはあまりなく、
上にのっているクリームもサワークリームなのでさっぱり。
はちみつをかけるとやっとちょうどいい甘さになる感じで、
しっかりした食事のためのワッフルでした。
ボリュームもすごいです。



↑サイドメニューのチキン&アップルソーセージ(Chicken & Apple Breakfast Sausage)$6.25。
ほのかな酸味と甘みがある、リンゴジャムのようなアップルソースの上に
香ばしいチキンソーセージがのっています。
アップルソースとソーセージという組み合わせは初めてでしたが、
この味を知ってしまったらアップルソースのないソーセージは
もはや物足りなく感じそう、というくらいに合っていました。



↑これまたサイドメニューの芋料理(Three-Pepper Home Fried Potatoes)$5.00。
このお店に限らず、NYCではなぜか毎朝芋料理を食べていたのですが、
サラベスのはとても美味しかった!
朝食というよりも、むしろビールのおつまみにしたい味でした。

この他ににんじん風味の強いミックスジュース
(Four Flowers Juice・$5.75)とコーヒー($3.75)を。
コーヒーはお代わり自由のようです。

明らかに朝から食べ過ぎなので、当然この日のランチは
抜きになり(腹持ちがよすぎて、おなかが全然すかないのです)
結果的にはブランチとなりましたー。

お客さんは地元の人に加えて、旅行者もやはり多そうです。
私たちも隣の席の欧米人のご婦人たちと記念写真の撮り合いっこをするなど、
おのぼり気分を満喫。
そして従業員同士の何気ないドラマもちょっと垣間見ることができたりとか、
いろんな意味で活気のあるお店なので(ドラマはたまたまだけど)、
食事以外の面でも何かと楽しめる感じ。
雰囲気のあるレストランだなぁと思います。



通り沿いにオープンテラス席もあります。が。



通りをはさんだ向かい側のセントラルパーク脇に
観光用の馬車が待機しているため、結構な馬スメル。
これじゃあの席での食事はキビシイに違いないーとか言いながらも、
楽しい気分で歩いて帰りました。
あの馬車にも一度は乗ってみたいです(って、馬車が見えにくくてスミマセン)。

この記事のみを表示するThe New York Helmsley Hotel②食事のこと

NYC



『Mindy's Restaurant』@The New York Helmsley Hotel

『ザ・ニューヨーク・ヘルムズレイ・ホテル』のダイニング『ミンディズ』は
客席数もたっぷり、かなり広々したレストラン。
でもなぜかお客さんがあまりいませんでした。
このレストランに隣接しているこじんまりとしたバー『Harry's Bar』のほうは
いつも人がいっぱいでしたが。
私たちもバーに行くのを楽しみにチェックインしたのですが、
バーのフードメニューを見たら、サンドイッチなどの軽食ばかり(バーだからね)。
ホテルにチェックインしたのがちょうど夕食タイムで、
しかも私も友達も何かあったかいものを食べたい気分だったので、
このレストランのほうへGO。
ちなみにホテルの外へと食べに行く気力は、この時はありませんでした。
というわけでこれがニューヨーク着後の第一食目となりましたー。