猫とワタシ

BACK TO BACK

背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する電車の窓から見えたもの

過去の旅



その昔、バリでの長いひとり旅を終えて日本に帰ってきた時のこと。
友人ふたりが成田空港で私を出迎えてくれました。

「本当にちゃんと日本に帰ってくるのだろか?」と
心配してくれていた友人たちは、私の帰国日の数日前に
航空会社のオフィスに電話して、私の名前があるかどうか
(リコンファーム済みかどうか)をわざわざ確認してくれたそうな。
(当時は直接すぐにお互いに連絡を取り合う方法がなかった…のだと思う)
で、とりあえず確認できたので、「一応帰ってくる気はあるようだ」と安心して、
空港まで迎えにきてくれたということでした。
帰ってはくるけれど、きっと長旅の疲れとバリへの未練で
よれよれになって戻ってくるだろう…と友人たちは
私のためにいろいろと思い巡らせてくれていたようです。

まさか迎えにきてくれているとは思っていなかったので、
本当にうれしかったし、ありがたいなぁと思いました。
朝8時半頃の飛行機の到着時刻に合わせて、
早起きして都内の自宅からきてくれたんだもの、
申し訳ないくらい感謝の気持ちでいっぱいになります、今でも。

しかしその時の私はとにかく自分のことだけで頭がいっぱいすぎました。
空港エリア内の喫茶店に入って3人でコーヒーを飲みながら積もる話をしたのですが、
そのうちにいろんな想いが押し寄せてきて、
友人たちの前で泣きじゃくってしまいました。
友人たちもあれにはドン引きというか、困っただろうなぁ…。
本当に幼稚で自己中で最悪な状態の自分でした。

少し落ち着いてから、3人で京成スカイライナーに乗り帰路につきました。
車内でも暗く沈んでいる私のせいで、友人たちも無言。
ほとんど会話もしないまま、いくつかの駅を通り過ぎました。

そしてまたある駅を通過しました。
その瞬間、それまで窓の外をずっと黙って見ていた友人ふたりが
ほぼ同時に「あっ!!」と小さく叫びました。

「みっ、見たよね!?」と興奮気味の友人ふたり。
「今ホームにいたよねっ」
「見間違えじゃないよねっ」
「うん、あれは間違いなくそうだったっ!」




「ガチャピンとムックがいた~~~!!!」


え、ええーっ。
ガチャピンとムックですと~~~!!!


ぐずぐずとバリに引きずられていた心と体が、
その時ようやくちょっと日本に戻ったのかもしれません。
「ガチャピンがぁ」「ムックがぁ」と興奮さめやらぬ様子で
楽しそうにケラケラ笑っているふたりを見て、
帰ってきてよかったじゃん、って少し思えた…んだろうな、あの時に。
今になって、わかること。


それにしても、私も見たかった。
駅のホームで電車を待ってたガチャピンとムックー!

コメントの投稿

secret

No titleNo title

ガチャピンとムックーですかぁ~★

たしか「おとせウンチッチ・・・」Y(>_<、)Y

No titleNo title

やまさま、ちーっす。
私は、ものすごーくアッサリしてる性格なのか、旅先でその都度完全燃焼
してしまうからなのか 次の予定を心の中で決めているからなのか
あまり後ろ髪ひかれることがない帰国になるパターンが多いんだけど、
それでもやっぱりまだ旅先モードからは脱出できなくてバランスを取るのが
難しかったりするなぁ~。(そして今まだハワイ戻りのヌケガラモード)
でもお友達と日本モードで喋ってると、たとえそれが旅の思い出話
だったとしても、少しずつ日本モードに切り替えられてリハビリっぽいよね(笑)
お友達が心配して空港に迎えに来てくれるなんてほんと素敵だよ~
しかも、車窓からガチャピンとムックに遭遇ですと~!
旅先にいたらきっと忘れてるような存在だけど
あ~わしも日本人なんだな、って改めて実感させてくれるに値する遭遇だよね
そういうときって、不思議と日本の事も愛おしくなっちゃったりするんだよね(笑)

No titleNo title

最近知ったんですが、ガチャピンとムックは5歳で、それぞれ恐竜と雪男の子供なんですってね!
随分とチャレンジャーな5歳ですよね(爆)♪
遅すぎですね…ぜーんぜん知りませんでした(^_^;)
んで、ムックの頭の上のプロペラは、身体を冷やすためについているらしいです。
いやはや奥が深いです(*^。^*)

No titleNo title

ぱうだーさん
こんばんは~!
思わずぶふっと吹いてしまいましたよ~(笑)。
もしかしてあの時もおとしてたのかなぁ……いやーん(爆)。

No titleNo title

カギコメさん
こんばんは~!
いえいえ、勘違いなコメントなどではありませんですよん(笑)。
この時は帰国日の朝から夜空港でチェックインするまでずーっと、
チェックイン後から成田に着くまでの間もずーっと泣きっぱなしで、
友達に会った時も目が真っ赤でめちゃ腫れていた私でした(赤面)。
今となってはそんな時もあったなぁって感じなのですが、
でも今でもそういう風に号泣してしまう気持ちだけはちょっとわかるのです…。
しかしガチャピンとムック、ほんとになぜあそこに~!?というのが
最大の謎でありました(笑)。

No titleNo title

viajeraちゃん
こんばんは~!
ほんとにね、友達ってありがたいものだよねー。
私もここまで激しく引きずったのはこの時だけなんだけど、
その分相当いっちゃってたもので、できればこのまま一生、バリの人たちの中で
暮らしたいーと極端にいえば思ってたくらいだったのよね(懐かしい感情…爆)。
でもガチャピンとムックで盛り上がったりできるのは日本人同士だからこそじゃん♪
日本に友達がいてくれるからじゃん♪とその時我に返れたというか…。
まさにリハビリ開始の瞬間だったかも、あれは(笑)。
そして確かに日本も大切な場所なんですよね、当たり前だけど…。

でもやっぱり毎回ヌケガラモードにはしばらくの間なっちゃうけどネ。。。

No titleNo title

カギちゃん
こんばんは~!
うん、幸せなのだと思いました。ありがとう♪
カギちゃんのお友達もお見送りにきてくれたんだねー。うれしいよね!

それにしてもいやほんと、この時はいろいろと濃かったのですわー(笑)。
そして私たちの頭の中ではホントならいるはずのないようなところに
ガチャピンとムックがフツーにいた、っていうのがねー。
きっとロケの帰りとかだったんだろうなと思うんだけど(TVクルーはいなかったっぽい)、
ある意味、ミラクルすぎました(笑)。
でもほんとになんていうか、だんだん気持ちも強くたくましくなっていくっていうか、
その分やっぱり気持ちも距離も近くなってるのかもネ!?

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ハイジさん
こんばんは~!
えーっ、そうなんですかっ!私も全然知りませんでしたー。
貴重な情報をありがとうございます~。
まさかふたりともまだ5歳だったとは……。チャレンジャーすぎます(笑)。
そしてまさかあのプロペラが体を冷やすためのものだったとは……。
つまり全身用扇風機?なんですね(爆)。雪男の子供には必需品なのかしらん…。
ほんと、こんなに奥が深かったとは…ととても楽しくなりました~(笑)!

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