猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する1997年のオゴオゴ探し⑥ニュピ前夜の一人歩きにはご用心の巻

BALI―オゴオゴ&ニュピ



97年の話なのに93年の写真でごめんなさい@ウブド

(前回からのつづき・テガリンガ村のオゴオゴを見てウブドに戻ってからの話です)

 ニュピ前日の夜、私はウブドに滞在中の友達Nちゃんと一緒に、Jl.Monkey Forestにある
『カフェ・ワヤン』に食事に行った。
 このお店の場所は、私の定宿(当時の)『SUWASTIKA』のあるTebesayaからは結構遠い。
ちゃんと計ったことはないけど、歩いて20分くらい? お店に向かって歩いている途中で
いつも「まだまだ先なんだっけ」と思ってしまうぐらい、意外な距離がある。

 それでも行きはよいよい。帰りはつらすぎた。

 明日のニュピのために、すでに皆里帰りをしてしまったのか、街にはほとんど人けがない。
いつもは「トランスポート、トランスポート!」としつこく声をかけてくる白タクやバイクタクシーも
いない。
 なのに、やたらと爆竹を鳴らして遊んでいる地元のヤンキーだけはいる。
人の足元を狙って投げつけてくる節もあって、めっちゃくちゃ怖い。
 いちいち「ギャー」だの「ヒー」だの叫び声をあげてしまう。

 いつもの道のりよりもずっと長く感じる。だいたい、バリにきてからというもの車にばかり
乗っていて、体もなまっているのだ、そもそも。汗だくだ。私もNちゃんも何だか無口だ。
わざわざ遠くのカフェ・ワヤンに行ってしまったことをふと後悔する。でもご飯はおいしかった。
おいしかったんだよ。
 裏道を通れば早く着くのはわかっているが、真っ暗な道は怖い。
どこから爆竹が飛んでくるかもわからないし。
 ぐるっとプリアタンのほうを回って帰る方法を選ぶ。
 Nちゃんはまた違う通りにある宿に泊まっているので、ギリギリ一緒に行けるところまで行く。

 Nちゃんと別れて一人で歩き始めると、恐怖は倍増だった。なんでこんなに遠いんだー。
 ひたすら急ぎ足で歩く。汗でTシャツが背中に貼りついている。早く帰ってシャワーを
浴びねばー!
 下を向いて、必死で足元を確かめながら歩いていた。明かりがなくて暗かったから。
 宿まであとどのぐらいだろう? そう思ってふと顔をあげると、なぜかすぐ目の前に
見知らぬじいさんが立っていた。思わず「ヒッ!!」と声が出る。
 い、いつの間に? だ、誰なの、このじいさん……。すると、じいさんはスーッと闇に消えて
行った。足音もなく。
 何?何だったの?あまりにも怖すぎる。ゆ、ゆーれい?

 その後はバカみたいな早歩きになった。まるで一人競歩だ。ヘトヘトになって、ようやく宿に
たどり着いた。
 部屋のテラスであーよかったぁと心底ほっとしていると、宿のオーナーのALITが
紅茶と甘いお菓子を部屋に運んできてくれた。涙が出そうだった。

*追記
この出来事によって、ニュピ前夜の夜道の一人歩きは厳禁であるという
教訓を得たのですが、なのに2003年のニュピ前夜にもサヌールで
また同じことをやっちゃったのでした。


2003年はサヌールのバイパスにて一人でオゴオゴのパレードを見物することに。
現『サヌールパラダイスプラザホテル』(旧ラディソンホテル)の前で夕方16時頃から待機。



微妙に場所取り合戦状態ではありました。



パレード開始は18時過ぎ予定。17時にもなるとどんどん人が増えてきます。



そしてオゴオゴパレードたけなわの21時頃にはこのような混雑ぶりに。
(それでも車もバイクもガンガン通ってるところがすごい)

私はこの旧ラディソンホテルの前から『タンジュン・サリ』まで歩いて帰ったのですが、
これも普通に昼間歩いたらそうたいした距離ではないんだろうとは思います。
しかしこのお祭り会場から離れると、どの通りにも人っ子一人いなくなり、
でも例によって地元のヤンキー集団だけはなんかやけに張り切り気味だったりして、
別に何かされるわけではなくても、一人歩きの身にはちょっとした緊張感が走るわけで。
そしてもちろんお店も全部閉まっているし、万が一何か起きても誰も助けにきてくれないなと
いう状況に対する不安も出てきたりして。
どれだけ早歩きしても、まだまだ着かないよ~と焦りまくり。
歩き疲れよりも精神的な疲労感でぐったりでした。

この個人的なしょぼい経験を元にアドバイスというのもおこがましいのは承知の上ですが、
そして当たり前といえば当たり前の話ですが、一人歩きがダメというのはもとより、
オゴオゴ見物の時には帰りの足は絶対に確保しておいたほうがいいと思います~!
車やバイク等の足がない場合は、宿から徒歩10分圏内ぐらいの極力近い場所で
見るのが得策かと。(サヌールもバイパスだけでなく、各通りで見物できるようです)
そしてオゴオゴナイトはできれば信頼のおけるバリニーズと一緒に行動したほうが、
なお安心。と私は経験上思いまするー。

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secret

No titleNo title

こんばんわー。私もニュピ前夜の怖い体験あります~。
一人歩きじゃなく車で宿まで送ってもらう途中の山道でエンスト。
普段から人通り少ない上、当時は携帯の電波なんて届かないから
(携帯持ってる人も少ないし)1時間ばかり山奥に取り残されるという
1999年のニュピ前夜の体験。
結局近所の民家でバイク借りて連絡とって別の車にきてもらったの。
その時の運転手の言い草「あ~viaちゃん乗せててよかった~
僕一人だったらめっちゃこわかったもん」、、ってアンタ!!
アンタが別の車を呼んでる間、山奥の車内で一人の俺の方が怖いっちゅーの!
今ではトラブった時に私を乗せてる方が文句&毒舌いいまくるから
私が居るほうが相当怖いに違いない、、、(爆)

No titleNo title

viajeraさん
こんばんは!
うわ。それは怖すぎのシチュエーションですねー。ニュピ前夜じゃなくても
怖いと思うけど、ニュピ前夜というのがやっぱし怖さ倍増だわ。
それでもってそんな中で車に一人残されるなんて、そりゃ怖いよー。
でも近所の民家でバイクを借りて別の車を呼ぶという対策は素晴らしい
ですね!無事に帰れて本当によかったね~っ!
それで私も思い出したけど、ニュピじゃない普通の日の夜中に停電中の
バイパス沿いで車がガス欠になり、通りすがりのトラックからガソリンを
分けてもらったことがありましたわ。こうして大抵のことはたいがい
何とかなるものなのね、とあの時は学んだ気分でした(そういう問題か?)。

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