猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する通りすがりのベジタブルUDON

NYC



St.Patrick's Cathedral@5th.Ave,NYC

たくさんの人が行き交う通りにひとり立ち止まり
この教会の写真を撮っていると、
通りの向こうから同じくひとり歩きの東洋人の女性が
近づいてきて、私に自分のデジカメを差し出してきました。
「あの教会をバックに私の写真を撮って」と
言葉ではなく、身振り手振りで伝える彼女。
「OK」と彼女のカメラを受け取り、
「ワン、ツー、スリー」とシャッターを押す合図だけ大きな声で言いながら、
教会をバックにたたずむその人の写真を撮りました。
彼女はとくにポーズをとることはなく、ちょっとだけ緊張したように姿勢を正し、
どこか控えめな感じで微笑んでいました。
使い慣れないカメラで人に頼まれた写真を撮るのは不安だったので、
デジカメのモニターで、今撮ったばかりの写真を彼女にその場で確認してほしい。
そう思ったのだけど、彼女は私から自分のデジカメを受け取ると
モニターはまったく見ようとはせず、
何も言わずにただにっこりと、
ものすごくにっこりとした笑顔を私に見せながら
軽くおじぎをして、そして去っていきました。

その理由はわからないけれど、彼女は一言も言葉を発しませんでした。
でも今、この自分が撮った教会の写真を見ていると、
彼女の写真を撮り終えてデジカメを返した時の、
彼女のうれしそうな笑顔ばかりをやたらと思い出します。
知的で物静かな印象を与える女性だったけれど、
あの瞬間は屈託なく顔中で笑っていて。
なぜなのかはわからないけれど、とにかくとってもうれしそうだった。
そのことを思う時、私もほんの少し、うれしい気持ちになれます。
なんだかよくわからないけれど、とにかくうれしい。
こうして書いている今もやっぱりうれしいなと思うのです。
あの時の写真を彼女が気に入ってくれているといいなと願いながら。

それから裏通りをぶらついていると、
「UDON」という張り紙を出しているデリ兼カフェのような店を見つけました。
ガラス張りの店なので中が丸見えなのですが、
「なんかさびれてる感じの店だな~」というのが第一印象。
ガラーンとしていて、活気があるとは言い難い。
でもUDON。うどん、いいなー。
ちょっと小腹もすいていたので、入ってみることにしました。
そしてUDONコーナーへと直行。
確か、天ぷらうどんとかいろいろ種類はあったのですが、
野菜をむしょうに食べたかったので、「Vegetable UDON」をオーダー。
ベジタブルUDON。
それをオーダーした時、自分の中で思い描いている
野菜うどん像が何かしらあったはずなのですが、
もはやその最初のイメージを思い出すことができません。


このてんこ盛りのブロッコリーにまず意表を突かれました。
そしてマッシュルームのスライスもたっぷり。
確かに「ベジタブル」UDONや。
そこには何ひとつブレがない。
でもなぜこんなにも意外性を感じるのか。



中にはにんじんの千切りやもやしも入っていました。
おお、葱もあるー!
葱だ葱だー、やっぱりうどんには葱がないとー(葱好き)!
葱の存在によって、なんとなくようやく心が落ち着いたわけでした。

ちなみにうどんは、昔よく給食で出されたような、
1食分ずつパック詰にされているソフト麺が使われておりました。
あんまりやる気のなさそうな店員さんが、
UDONのおつゆが入っているお鍋のふたに思いっきり洗剤をかけて、
ゴシゴシたわしで磨きながらベジタブルUDON作りをしていたので、
なーんか不安になってしばらく調理過程をじーっと見ちゃったのよね。
しかし味は悪くありませんでした。
というよりもはっきり言って、おいしかったなーと思う。
野菜各種も固ゆでながらもなかなかうまかった。
食後は、停滞気味だった腸の働きもすぐに活発に。
場所はうろ覚えですが、多分、W.50th.stのレディオシティの近く。
また行きたいかと聞かれたら実に微妙ではあるけれど、
たまたま小腹がすいている時に近くを通ったら、
またふらりと寄っちゃう可能性は高い。
小腹タイムのUDONの誘惑。
抗えないかも@NYC、なのでした。

コメントの投稿

secret

No titleNo title

gunungさん、こんばんは☆
うふふ、まさしくベジタブルうどんですね(笑)
なんか日本人からすると、ブロッコリー・マッシュルーム&うどんの組み合わせはないでしょ?と思っちゃうけど、でもなんだかとっても美味しそうなんだけど(笑)やっぱ先入観はあんま持たない方が、自由な発想が出来るのかな?

No titleNo title

バリバリさん
こんにちはー!
そうなんですよね。私の文章にもだいぶ表われていると思うのですが、
私自身がどこかすごーく先入観を持ってこのうどんに挑んで(?)いた
ので(笑)、やだ、美味しいじゃな~いと食べた時に反省しました・・・。
確かにこの自由な発想はアメリカならではだったかも!
でも自分で今後作る時に、うどんにブロッコリー&マッシュルームを
のせるかと考えると、やっぱりうーん?って感じでもありまする(笑)。

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