猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する森のくまさんとともに

福島

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ホテルの4階廊下からの眺め。
手前の丸い屋根の下が大浴場で、その向こうに見えるのが桧原湖。

朝の散歩ツアーのときにガイドさんが「今日のこのお天気の良さなら、桧原湖を遊覧船で巡るのも気持ちがいいですよー」と教えてくれました。
それを聞いて、じゃあそうしようかなとあっさり考えるワタクシ。なにしろ自分が旅先でこんな快晴に恵まれるのは本当に貴重なことなので!

とはいえ、以前から憧れの地であった諸橋近代美術館も、五色沼湖沼群最大の毘沙門沼も行ってみたいのだけれども……とちょっと悩みましたが。

無題
ともかくこちらのホテルの大きな利点は、遊覧船乗り場も、観光バスの始発・執着駅である裏磐梯高原駅も歩いてすぐ、というところ。
外に出てから決めればいいじゃーんと、とりあえず出発ー。

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ホテルの庭からの磐梯山、再び。

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桧原湖にやってきました。あの2階建ての遊覧船に乗りたいのね。
しかし遊覧船の出航まで1時間以上あったので、その前に周遊バスに乗ってみることに。
バスの写真を撮っていなかったのが誠に残念なのですが、森のくまさんというレトロバス。可愛いのでぜひリンク先を見てみてくださいませ。

リンク先に書かれていますが、このバスの燃料に使われているのはリサイクルした廃油だそう。
バスの出発を待っているときに、近隣の食堂などで天ぷら油の回収をしている車も目にしました。
このほかにも、裏磐梯(北塩原村)はエコツーリズム推進地区としてさまざまな取り組みを行っているとのことです。

ちなみにこのバスに乗って「五色沼入口」で降りれば、毘沙門沼まで歩いてすぐ。
「裏磐梯ロイヤルホテル」で降りれば、諸橋近代美術館まで歩いてすぐ。
途中で降りるかどうかでまた迷ったけれども、とにかくこの日は遊覧船を優先することに決めたので、約30分乗りっぱなしの周遊コースを楽しみました。

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バスの車窓からも小野川湖や曽原湖、一面のタンポポ畑とかじゅんさい畑とか、美しい景色をたくさん見ることができたのですが、写真は撮れず。
↑かろうじて窓越しに押さえた磐梯山。

『森のくまさん』にはバスガイドさんがいらっしゃって、周遊中、いろんな説明をしてくださいます。
これがまた内容が濃くて大充実。
わずか30分の間に裏磐梯がさらにぐっと近くなった感じがしました。

道中、乗客のひとりが「ここに住んでいる人はいいわねー。こんな美しい景色を毎日眺められるなんてうらやましいわー」とバスガイドさんに話しかけて、うんうん、ほんとそうだなーと心の中でうなずいていると、「でもわたしたちにはこの季節を迎えるまで、深い雪の中でじっと耐えなければならない長い長い冬があるんですよー」とガイドさん。ちょっと冗談めかした口ぶりながらも、その一言から冬の厳しさが伝わってきました……そうですよね……

もうひとつお話の中でちょっと衝撃を受けたのは、磐梯山噴火で亡くなった住民は477人で、そのうち396人の方は行方不明のままだということ。
ガイドさんの「この森林のどこかに今も眠っている方がいるのかもしれません」という言葉を聞いた後の景色は、それまでとは少し違って見えました。
この地の暮らしは、常にその歴史、その事実と共にあるのだな。

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さて、裏磐梯高原駅に戻りまして再び桧原湖にレッツラゴーです!
つづくー


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