猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する朝の五色沼ミニ散歩・前編

福島

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裏磐梯の旅2日目の朝6時、お散歩コース出発前にホテルの庭から見た磐梯山。
ひゃあ~と変な声が出そうになりましたっす、その存在感に。

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朝の散歩ツアーに出発する前に、ガイドさんが裏磐梯の歴史やなりたちなどを説明してくれました。
かつては磐梯山の真ん中のくぼみにも山(小磐梯)があったそう。
その山の山頂部が1888年7月15日、水蒸気爆発によって破裂。
裏磐梯観光協会ホームページによると「山頂部分での噴火は10数回に及び、最後の噴火では山体が崩壊し、大量の岩石、土砂などが時速80kmを越す爆風に乗って流れくだり、北麓の谷を埋め、8キロ離れた山麓(甚九郎山や簗部山)まで達しました」とのこと。
「噴火前はここの標高ももっと低かったんです」とガイドさん(メモをとらなかったため数字などを憶えておらず、ぼんやりな表現になってしまって申し訳ないです)。
今自分が立っている場所にも凄まじい勢いでなだれ込んできたということ。想像せずにはいられないけれど、しかしリアルには想像できない現実。

さて、いよいよ散歩に出発!
↓のマップはホテルのホームページより借用(一部加工)。
裏磐梯レイクリゾートから五色沼自然探勝路の入り口(裏磐梯物産館)までは徒歩2~3分程度。
自然探勝路を歩き、弁天沼まで行って戻ってくる約1時間半のコースです。

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まず最初に出会うのが、地図には載っていない小さな沼、父沼↓。

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小さいけれども水の透明度が高く、まわりの新緑が美しく、空気が澄んでいて、ああ気持ちいい~

↓父沼の隣にある母沼。

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こちらは朝靄がかかっていて、幻想的な眺め。
朝靄はさまざまな条件がそろわないと見ることができないとのことで、「ラッキーですよ!」とガイドさん。やったー。

↓柳沼。

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水鏡の美しさよ!

↓こちらも柳沼。柳沼は大きいので、しばし左手に見ながら進んでいきます。

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散歩ツアー参加者の皆さんと「きれいだねー」と言い合うことで、いっそう感動が深まるというか、盛り上がるというか、そういうのって大事だね~
参加してよかったと、この時点で早くも思っていましたわ……

↓途中、熊への注意を促す看板が。

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「この看板を見て、ここで先に進むのをやめて引き返しちゃう人が多いんですよ」とガイドさん。
わたしももしひとりで歩いていたら、怖くなって引き返したかもしれませぬ。
しかし熊がいるのは事実だけれども、基本的には人間が活動する朝とか日中などの時間帯には出てこないというお話でした。
でも万が一遭遇した場合には決して熊から目をそらさないこと、目を合わせたままバッグなどを投げたりして熊の注意をそらすこと、などのポイントを教えてもらいました。
ホテルのホームページでは、ガイドさんがつかない散策の場合は熊よけの鈴を持参することを勧めていますな。

↓シダ植物もぐんぐん成長中。

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↓他の木に絡みついて成長する、“絞め殺し木”(真ん中)もあちこちに。

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↓シダと絞め殺し木のコラボ!?

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↓そろそろ柳沼とはお別れ。

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「視覚だけでなく聴覚でも楽しめますからね」とガイドさんがおっしゃっていたのですが、そうなのです。
画像からはわからないけれども周囲には野鳥のさえずりが響いていたりします。
鳥のことをよく知っていたらもっと楽しいだろうな。

↓柳沼を越えたところで一旦足を止め、ガイドさんのお話に耳を傾けます。

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遠藤現夢さん!
昨年放映された『ブラタモリ』の会津磐梯山編でも紹介され、そのときにもなんて素晴らしい人なんだ!といたく感じ入ったのですが、
この方は、磐梯山の噴火後、緑が失われ、30年近く荒れ地のままだった裏磐梯を元の美しい姿に戻したいと、私財を投げ打って植林を行った人物。
約2年かけて赤松5万本、杉苗3万本、漆苗2万本の計10万本を植えたそうです。
「噴火によって五色沼はできたけれども、この遠藤現夢さんによる植林がなければ、今も緑のない荒涼とした景色のままで、このような観光地にはなっていなかったかもしれません」とガイドさん。
今、こんなにも美しい風景を堪能できているのは遠藤現夢さんのおかげなのだなとしみじみ。
後世に何を残したいか、残すべきなのか。
噴火から100年以上経った2017年の裏磐梯で、100年後の世界を生きる人々にちょっとだけ思いを馳せてみたりもしました。

散歩ツアー、まだつづきますー

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secret

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カギコメさまカギコメさま

コメントありがとうございます!とってもうれしいです♪

カギコメさんはそのようなお仕事をされているのですね。とても大切なお仕事ですね。
本当に、カギコメさんがお書きくださったとおりのことをわたしも改めて思いました。
明らかに今までとは違った見方ができるようになっていることを感じています。

まだまだつづきますので、どうぞよろしくです!