猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

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福島


2015年9月、夫沢(グーグルストリートビューより)↑
2013年6月、夫沢(グーグルストリートビューより)↓
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2012年9月、夫沢。叔父夫婦の一時帰宅のとき

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2012年9月、自宅の庭の草刈りをする叔父。

我ながら悪趣味だなと思いつつ、母の故郷であり、自分の出生地であり、叔父たちが2011年3月11日まで暮らしていたこの地の様子を、時々ストリートビューで見てしまう。
そして相変わらず言葉を失くす。
ここはいずれ中間貯蔵施設というものの一部になる。

しかしこうして画像を並べてみると、2012年9月に怖ろしい勢いで生えていたセイタカアワダチソウが2013年以降はかなり減っている。
一時帰宅の度に叔父たちが除草剤をまいていた効果もあるのかな。

話は変わるけれども、先月、封切り間もない『君の名は。』を観た(こんなに大ヒット映画になるとはそのときはもちろん知らなかったけれど、確かに満席の激混みではあった、すでに)。

映画を観ながら、2012年2月にお話を伺った、いわきの薄磯のSさんの言葉を思い出していた。
ご自身も被災し、お母様を津波で亡くされたSさんは、消防団の一員として地元の方々の救済に尽力されていた。
そのSさんがしぼりだすようにおっしゃった。
「できることなら2011年3月11日の朝に戻りたい。そして、今のうちに早く逃げろとみんなに言いたい」

もし戻れたとしたら、わたしは何をどこまでできるだろう。