猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する20150531

福島

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ここは、駅だった。
津波に破壊された駅舎は解体され、今は汚染土の仮置き場になっている。

関連リンク:http://photo.kahoku.co.jp/graph/2015/03/12/01_20150312_13020/032.html
http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201503/20150306_61004.html

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駅前の建物は痛ましいまま。
左手の建物はホテルで、震災と原発事故が起こる前はよく職場の宴会などにつかっていたのだと、2012年の夫沢への一時帰宅同行のときに叔父と叔母に教えてもらった。

わたしのこの町での思い出は、高校のときにソフトボール部の地区予選かなにかで地元の高校に何度か行ったこと。
高校からの帰り道、坂の上から見下ろした海がきれいだったことを今もよく憶えている。

駅からも海が見えた。帰省の度に特急の車窓から眺めるのをいつも楽しみにしていた。

いまさら、あえて書くことでもないのだけれども、あまりにも変わってしまった。

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車で海を目指していたら、廃棄物の処理場にたどりついた。
向こう側には東京電力福島第二原発の排気塔。

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画像に映っている汚染土の入ったフレコンバッグの山は

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あくまでもごく一部に過ぎない。
この辺りを車で走っていると、その量の多さに愕然とする。
写真で見るのと、実際に目の当たりにすることの違いにも。

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反対とか賛成とか、何が正しいとか間違っているとか、声高に言うことにはためらいがあるし、そうすることへのさまざまな疑問や葛藤もある。
だけど再稼働とか本当にかんべんしてくれよ、とこの場に立って改めて強烈に思った。
もちろん、この地のことに限らない。

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なんでこんなことになっちゃったんだ、いつまでこんなことつづくんだ、って
いつまでたってもどこまでいっても頭の中で堂々巡りをくりかえしてはたじろぎつづけている愚かな自分。

だけどこんなことを二度と起こさないことだけは、これからの未来に向かってできることなんだよね?