猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する大好きなのんちゃん

LIFE

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昼頃、目黒区某所で打ち合わせ。
目黒川沿いの並木道の桜がちらほら咲いていた。

打ち合わせ後、相変わらず仕事がたまっているので急いで帰るべきなのだけれども、気分転換にどこかでお昼ごはんを食べてから帰ろうかな、と考える。
地下鉄で神楽坂まで行ったほうが多少時間は短縮できるが、今日は飯田橋で降りて久しぶりにのんちゃんハウスに寄ってのんちゃんの顔を見てから、あの近辺でごはんを食べよう、と決める。

でも今日は風は冷たいものの晴れていて陽射しが気持ちがいいから、のんちゃんはどこかにお出かけ中かもなあ、と思う。
去年の秋ぐらいから、ハウスにいるのんちゃんに日中会えることはほとんどなくなっていたので、どこか別のところに秘密の隠れ家的な場所があるのかもなーとずっと思っていたのであった。

でも今日は違った。
お出かけ中ではなかった。
のんちゃんハウスの中からベッドがなくなっていた。いつもカリカリが入っていたお皿も、お水が入っていた器もない。
のんちゃんの気配がまったく消えている。

えっ、と思って辺りを見回すと貼り紙があった。

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呆然。

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この写真は今年の1月に会ったときののんちゃん。
最後に触れたのは2月の頭。
3月の10日頃にのんちゃんハウスを訪れたとき、のんちゃんはベッドの中で丸くなって寝ていた。
「のんちゃん」と声をかけると、はっとしたように顔を上げ、そのままわたしの顔をじっと見た。
そしてまた目を閉じて眠り始めた。
眠っているのんちゃんに向かって、いつものように「のんちゃん、またにゃ」と挨拶して失礼した。
あれが最後になってしまった。


ずっとのんちゃんのお世話をしてくださっていたのは、坂の老舗甘味処の紀の善のご家族。
「旅立はとても安らかでした」という手書きの言葉に涙があふれる。

のんちゃんにいままでどれだけ安らかな気持ちにさせてもらったかわからない。
のんちゃんが安らかに旅立つことができてほんとうによかった。

紀の善の皆様に心から感謝申し上げます。

そしてのんちゃん、ほんとうにほんとうにありがとう。