猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する2年

LIFE

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先日久しぶりに、会津若松の仮設住宅で暮らす叔父と電話で話した。
「住めば都っていうのはほんとだど」と叔父。
「都になってきた?」と問うと、
「ああ、都になってきた」と笑った。

「だけど何もすることがなくてなぁ」と叔父。
「どこかで畑とか借りられないの?」と気楽に聞いてしまうわたし。
「借りられたとしても、2年も何もしないでいたら畑仕事をする体力はもうない。
そこまでする気力もない」

何も言えなかった。

大熊町に住んでいたとき、兼業農家の叔父は毎日畑や田んぼに出ていた。
家を訪ねたときにも、部屋の中でごろごろしているような姿はほとんど見たことがなかった。
農家の人はきっと皆そうなのだろうけれど、叔父も常に身体を動かしている人だった。
70歳近い年齢だけれど、こんなことがなければ今も毎日農作業をしていただろうと思う。


わたしは最近、2年と1ヵ月お世話になった職場を辞めた。
辞めるというのは自分で決めたことだけれども、
在職中は親切で寛容な人々の中で、自分の中にあるコンプレックスだの
プレッシャーだのに変に振り回されることなく仕事に専念でき、
そして身に余るほどの評価もしていただき、
なんというか、仕事をするうえでの自信を取り戻すことができた約2年だった
(そこで働く前はかなり自信喪失気味だったのである)。

2年って、長い。

その重さを、改めて思う。




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