猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示するなぜかペソ

過去の旅



「あの角を曲がったところの路地に猫がいる、に100ペソ」

「天気予報では夕方から雨が降るかもと言っているが、
たぶん降らない、に30ペソ」

「このままだと遅刻しそうだが駅に着いたらすぐに電車がきてくれて
絶対約束の時間に間に合う、に500ペソ」

などなど、上のたとえはあんまりうまくないけれど
日常生活の中でたまに小さな脳内賭け事をするとき、
その賭け金の単位はなぜか「ペソ」。
円でもなければドルでもルピアでもなく、ペソ。
誰かが言っていたことがいつのまにか自分の頭の中でも定着したのかもしれませぬが、
とにかくペソがいちばんしっくりくるのですなあ、なぜか。

写真は昔、メヒコのロスカボスで撮影。
日本料理店のショーウインドウに貼られていたメニュー。

海外で目にする日本食のメニューってあまりにも魅力的。
日本で日本食のメニューを見るときにはまずあり得ないほどの胸の高鳴りを感じます。
「ほうれん草ごまあえ」とか「ギョーザ」とかその字面だけでもうたまらんわ~となる。
「ギョーザ」はあくまでも日本食としての、家庭料理的なギョーザということで。

ところでこの写真のメニューの金額の部分には
手書きで「ペソ」と単位が書かれていますが
これはとても日本人旅行者向けで親切であります。

あれはメヒコに到着した夜のことじゃった。
夜着いて、そのままホテルにチェックイン。
移動で疲れたことだし、今夜は早く眠ろうと思っていたのじゃったが
時差ぼけで眠れなくなってしまったのじゃった。
しかもめちゃくちゃお腹がすいていた。
そんなわけでルームサービスを頼もうかと思い、部屋のメニューを見てみた。
すると、だいたいどの料理も$30とか$40とか$50という値段なのじゃった。

「$」ってドルってことか??
だとしたらハンバーガー1個3000円とかしちゃうのけ??

冷静に考えれば、んなわけないじゃろ! なんじゃけど、
初めての国での初めての夜、しかもおひとりさまゆえ誰にも相談できず、
万が一ドル表示だった場合の出費のダメージを考えに考え、
結局ルームサービスはあきらめ、夜明けまで激しい空腹と闘い続け、
朝方になってようやく眠気が訪れてきてくれたと思ったら
お掃除のお姉さんがいきなり鍵を開けて部屋に入ってきてくれちゃって、
「スンマセン、もうちょっと眠りたいのじゃが~」と日本語で訴え、
それに対しお姉さんもスペイン語で何か返してくれるんだけど当然意味は全然わからず、
でもとにかく掃除は後からにしていただいたのじゃった!
という、どーでもよい思い出。

ちなみにメキシコペソとUSドルの表示の違いについては
こちらの記事が参考になります。


明日も夕立はこないはずだ、に3000ペソ(大きく出たな)