猫とワタシ

BACK TO BACK

背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示するバリの匂い

BALI

1ablog_import_4c3b991c81847.jpg

夏の始まりを感じさせるような気温の高い日、

雨の匂い、
空気の蒸す匂い、
水気をたっぷり含んだ緑の匂い、
湿っぽいアスファルトの上を駆け抜けていく排気ガスの匂い、

そのすべてがバリ島の記憶につながる。

夜、肉や魚を炭火で焼く匂いがどこかのお店から漂ってくるのを
感じるときもたまらなくなる。
バリのどこかの街角に漂うサテやスペアリブやイカンバカール……、
旅先での夕餉の楽しさを思い出す、
初夏の風に頬をなでられながら、素足にサンダルで歩く夜。
以前より照明の数が減ってほの暗くなった東京の街が、
記憶の中のバリ島の夜の景色とほんの少し重なり合う。

ここに丁子煙草の匂いが混ざり合えば、
もう完璧にバリまで心が飛んでいってしまう。

本格的な真夏になれば逆にもう思い出さなくなるのだけれど、
この「暑くなり始め」みたいな陽気の日には
あの島のさまざまな記憶がとめどもなくよみがえってきて、
懐かしくなり、恋しくなる。


自分でも久しぶり~な感じがするバリ回想記事。
画像は過去記事からの再使用。
ビバ炭火焼き。