猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する3月の読んだものとかメモ

LIFE

<3月の読みかけ本>
とうに夜半を過ぎて/レイ・ブラッドベリ 小笠原豊樹・訳(河出文庫)
トモスイ/高樹のぶ子(新潮社)
ヒヨコの猫またぎ/群ようこ(文春文庫)
山県有朋/岡 義武(岩波新書)
人間はどこまで動物か/アドルフ・ポルトマン 高木正孝・訳(岩波新書)
人びとのアジア―民際学の視座から―/中村尚司(岩波新書)

<3月に観た映画@ギンレイホール>
ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ
クロッシング

<3月にブックマークした記事>
●↓3月の初め頃に読んで感心していた。
ネコ、足るを知った食生活 栄養を自分で調整 英研究(朝日新聞)

●↓3月の終わりに、心の中で静かに肯いた。
絲山秋子さんの日記

●↓わたしも2011年春、東京の片隅にいるのだよな。
2011年春、東京の片隅で。(龍之介のBLOG)

●↓わたしの「ラオスに行きたい」熱を高めてくれた大好きなブログで知った、
気仙沼のこと。
時の過ぎゆくまま(Rio Despacio)


あと1日あるけれど、今月の読んだものとかを簡単にまとめてしまいます。

3月の読みかけ本、というのは、3月の初めに神保町に行って、書店や古書店で買い求めたもので、すべて同時進行で気が向いたときにページをめくっていたのだが、あの日以降は本を読んだり、映画を観たりする気分にはなれなかった(音楽は通勤中に聴いていた)。
しかしどうにもこうにも気持ちが沈んで、こりゃいかんなと思ったときに、読みたいな、と心が求め始めた。あのひとの言葉や文体に触れたいな、と。
あのひと、とは村上春樹氏である。
『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が読みたい。でも長編小説に向かう気力はまだちょっと、ない。
そこでごく最近やっと、短編小説集『神の子どもたちはみな踊る』の中の『アイロンのある風景』と表題作の『神の子どもたちはみな踊る』を読んだ。言葉が心にじわじわと沁み込んでいくようだった。

善也は黙って田端さんの手をとり、長いあいだ握っていた。胸の中にある想いを相手の手に伝えようとした。僕らの心は石ではないのです。石はいつか崩れ落ちるかもしれない。姿かたちを失うかもしれない。でも心は崩れません。僕らはそのかたちなきものを、善きものであれ、悪しきものであれ、どこまでも伝えあうことができるのです。神の子どもたちはみな踊るのです。
『神の子どもたちはみな踊る』/村上春樹(新潮社)