猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示する人間にわかること

ニャーちゃん



数年前、知人Y氏から届いた近況を知らせるメールに、
「最近飼っているネコがいなくなった。必死で捜しているけど見つからない」
という旨のことが書き添えられていた。
それからずっと連絡をとり合っていなかったのだが、
久しぶりにY氏と話す機会があったので、
あの時行方不明になっていたネコは見つかった? と聞いてみた。
「ああ……うん、見つかったよ」とY氏。

ネコが家出をしてから2~3ヶ月後に、
Y氏があちこちに貼っていたネコ捜しのチラシを見た人が連絡をくれたそうである。
Y氏のネコちゃんは、Y氏の自宅のある街とは区も沿線もまったく違う、
かなり離れた街のとあるお宅で暮らしていたらしい。
ある日突然迷いこんできたY氏のネコちゃんを、
そのお宅の方が大切に可愛がって、お世話をしてくれていたのだそうだ。

そうして無事に2~3ヶ月ぶりにY氏の元に帰ってきたネコちゃん。
「でもね…」とY氏。
「帰ってきて1週間くらいしたらまた家出をしちゃったんだよ。
その時に車にはねられて死んでしまった」

「きっと、数ヶ月間お世話になっていたお宅に戻りたかったんじゃないかな。
それでうちを出ちゃったんじゃないかな、と思うんだよね」

Y氏はそのことをとてもさらっとした軽い口調で話してくれたのだけれど、
その時は自分を責めて、責めて、責めまくったことだろう。

でもネコちゃんが本当にそのお宅に戻りたかったのかどうか。
それは、人間にはわからないこと。

今、Y氏は里親を募集されている方の元で出会った2匹のネコたちと暮らしている。
Y氏の家は一戸建てで、ネコが外に出やすい環境らしいのだけど、
「もう絶対外には出さないよ。都会は危険が多すぎるからね」とY氏。
守ること。
それは、人間にできること。

なんて書いている私にはネコを飼うということについて語れるわけもなく、
そのくせやたらと感情的になってしまってどうしようもないのだけれど、
でも今できることは書いておくことだという思いもあり……

ネコが本当はどう生きたくて、どんな気持ちでいるのか、
それはやっぱり人間にはわかり得ないことではないかと思う。

でも痛みや飢えや恐怖がどんなものか、
それは人間にわかること。


下記にふたつのホームページのHPの記事のリンクを
勝手に貼らせていただきます。
これらの記事のアップを始め、日々力を尽くして下さっている方々に感謝をこめて。


許せないこと。
世田谷区連続猫虐待


素晴らしいこと。
「マリちゃん、どうぞ安らかに・・・・最後までの責任(1)

「マリちゃん、どうぞ安らかに・・・・最後までの責任(2)


これらはネコの話だけど、決してネコに限ったことではないし、
自分の知らない現実はまだまだたくさんあるのだということを、
いつも心に留めていたいと思っています。

コメントの投稿

secret

No titleNo title

∵カギコメさん
コメントありがとうです。
カギコメさんの書いて下さったこと、何もかも本当にそのとおりだと思います。
暴言とは思わないです、私も同じ気持ちですから……
やった奴は自分も同じ目にあってみろ、とこういう事件を知る度に思います。
みんなただ生きるためにひっそりと世界の片隅で生きているだけなのに、
とか、いろいろ考えるとつらくてたまらないです。
でも「知ることが自分にとって出来る精一杯の償い」というカギコメさんの言葉を読んで、
知ることはやはり大事だと強く思いました。
そこから先、自分はどうするのか、という答えはやっぱり簡単には出せないけれど、
知ることを恐れたり、見て見ないふりをするのだけはやめようと思います。

No titleNo title

グヌンさん、こんにちわ。
ネコと暮らし始めて、毎日人間の方は確実に幸せな気持にさせてもらっているので、ネコも同じ気持ちだろうと錯覚してしまいそうでした・・・
だけど、グヌンさんのおっしゃるようにネコ(動物)のホントの気持ちは人間にはわからないものだからこそ、人間にできることはしっかりやらなければと、改めてグヌンさんの言葉で気付かされました。
そして目を背けたくなるような悲惨な現実に対して、たとえ今何も出来なくても、知ることはとても大切なこと。これって動物に限らず人間の世界のことでも同じことですね。
上手くまとめられませんが、とりあえずY氏のお話にウチも完全家猫にする覚悟ができました。

No titleNo title

∵kotripさん
おはようございます。
私はニャーちゃんがいなくなってからずっと後悔と反省の渦巻きの中を
ぐるぐるしているもので、今思っていることを整理しようと書いてみました…。
でもやっぱりなかなかうまくはまとめられないことですねー。
Y氏のお話には、私もそうするべきなのだなぁと改めて思いましたです。
ネコたちが外で安全に暮らせる地域もきっとあるはずだけど、東京の交通量と
人口密度?を考えるとね…(自分が考えている以上にネコ嫌いの人は多いようですし)。

>これって動物に限らず人間の世界のことでも同じことですね。
本当にそうですよね。

こんにちは。こんにちは。

お元気ですか? そろそろ納涼カラオケの季節ですね! ビヤガーデンもいいなぁ。

なんて事はどうでもいいですけど、まだ、思い悩んでいるのですね。
愛情が深かったのだなー。かわいいもんね。ニャーちゃん。

でも、猫という生き物は、我々が思うよりよっぽど強い生き物の様に
思いますよ。常に自分のしたいことを、自分の責任で行っている様に
しか見えないじゃないですか。ウチの福之助だって、ひょっとして
家に閉じ込められて生きるより、道を渡りたくて渡ったら車に轢かれて
しまったという方が、本人(猫)は気が楽だったりするのだろうか?
と考えてしまうこともありますよ。

福之助と話したことがないから、本当のところは知らないけど、だから
その分、ウチでは甘やかしてやろうかと。風呂がイヤなら12年間風呂に
入らなくてもいいよと。でもそれを「ありがたい」と思ってくれているか
どうかは別です(笑)。

そんな一方で外猫は、誰にも縛られない自由がある。リスクも含めて、
それこそが猫が望んでいることかも知れないし、、、。

なんてことは、gunungさんもさんざん考えた挙句のことでしょうけど、
それでもあえて、ひとこと言わせてください。

きっと、今のgunungさんに必要な事は、あれこれ思い悩むことではなくて、
ただただ、ニャーちゃんの決断と行動を、大きな気持ちで受け入れて
あげることではないのかな、、、。

FukunosukeさんFukunosukeさん

Fukunosukeさん、こんばんは!
コメントありがとうございます。

そうなんです、どうしてもいまだにいろいろと考えてしまいます。
どこかで元気に暮らしているはずと信じてはいるのですが、
ネコに関する悲しい話が耳に入ってきたりするとダメなんですよねえ…。

でもそうですね、ニャーちゃんは自分で決断して行動したんですよね。
やっぱりそのことはしっかり信じていないといけませんね。
そしてカントクのおっしゃるように、大きな気持ちで受け入れなくては。
うん…ほんとそうですわ…、私に足りないのは大きな気持ちなんだすなぁ。
いつまでもちゃんと受け入れていないのでは、
ニャーちゃんにも申し訳ないですね。

実は昨日ちょっとだけニャーちゃんのことでうれしいことがあったので、
これからまたアップしますね。ほんとにちょっとしたことなのですが。

温かいお言葉を本当にありがとうございました。
また思い悩みそうになったら、「大きな気持ち」を思い出しますね☆


ところで、納涼カラオケ大会、いいですね~!
果たしてそれは納涼になるのだろうか?というギモンもちょっとありますが(笑)
なにせ我らが熱唱パワーですから♪(なんじゃそりゃ)
でもほんとにぜひぜひクイーっと暑気払いしたいですね!

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