猫とワタシ

BACK TO BACK

背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示するどら焼きテイストの唐まんじゅう

FOODS





神楽坂・『五十鈴』の唐まんじゅう(1個126円)

今日で2月も終わりですが、今月最高にはまった一品がこの唐まんじゅうでした。
以前から五十鈴の和菓子は大好きで、夏は水羊羹、秋は栗蒸し羊羹などなど、
季節ごとの味を楽しみにしているのですが、
冬期の限定品らしい唐まんじゅうをいただいたのはこの冬が初めて。
きっかけは「どら焼きの皮の中に甘さひかえめのこしあんが入った~」というような内容の
唐まんじゅうについての説明書きを、お店で目にした瞬間でした。
どら焼き。それは私が去年からずっと超はまり続けているスイーツ。
その皮が使われているなんて、考えただけでもおいしそう。
そして皮の中には愛してやまない五十鈴特製のこしあんが入っているなんて
これはちょっとすごいかも~とたちまち心を奪われて即座に購入に至ったわけですが、
実際、期待以上のおいしさなのでありました。
ちょっと固めでほどよく歯応えの皮に、なめらかなこしあんがとても合っており。
決して甘すぎない上品な味わいのうえに、ひと口サイズというのがまたうれしい。
たとえば仕事中、ほんの少しの甘いもので疲れを癒したいなー、というような
シチュエーションの時にもぴったりのサイズと甘さだと思います。
でもその食べやすさゆえ、一度に何個でもぱくぱくいけそうな勢いなので、
大食漢の私としては気をつけなくてはなりませんが。
ちなみにこの唐まんじゅう、3月いっぱいくらいは店頭に並んでいるということでした。

五十鈴のほかのおすすめについても取り上げられている
fridaさんのブログ「東京印象時間」の記事にトラックバックさせていただきます。

この記事のみを表示する波光

BALI―バリの空



バリ島・ジンバラン



気流の悪そうな空です。

この記事のみを表示するオゴオゴができるまで-1

BALI―オゴオゴ&ニュピ



①竹で骨格を作る。



②骨格の上から古新聞を貼って、ボディを作り上げていく。



③古新聞の上からさらに藁半紙のような紙を貼ってオゴオゴの皮膚を作る。
その上からペンキ等でペイントして肌に色を与え、
顔まわりや頭はもちろん、手足や爪など細部にまで化粧や装飾をほどこしていく。



④完成したオゴオゴ。
この段階ではもうすでに「命」が宿っていると、よくバリの人々は口にする。

この記事のみを表示する水とじいちゃん

LIFE



昨年末の大晦日の夜、福島の実家の母の元に
「じいちゃんが脳梗塞で倒れた」という電話があった。
じいちゃんは母の父親である。
翌日の元日、実家からクルマで1時間弱のところにある病院へ、
父と母とともにお見舞いに行った。
じいちゃんは左半身は麻痺していたけれど、意識や言動はしっかりしていた。
私なんてかなり久しぶりに会ったというのに顔を合わすなり、
「まだ嫁さもいがねで、わがんねべ」とさっそく小言を言われたほどである。

思っていたよりもまったく元気そうなじいちゃんであったが、
複数の病気をほかにも内臓に抱えているため病院的には絶対安静状態だった。
食事はなしで点滴のみで栄養は補給。
飲める水も1日トータルで300cc以内とかに制限されていた。
「水も飲ませてもらえねーんだ」と、ベッドに横たわったままじいちゃんはぼやく。

しかしその日はぼやく程度ですんでいたものの、
翌日になるとは「水飲ませてくんろ!!」とじいちゃんはキレ始めたらしい。
そういわれても、身内一同、どうすることもしてあげられない。
「病院の中は空調がきいてて乾燥するからなおさら喉が渇くんだよね」と、
かつて自身が入院した経験のある母は言った。

そして私はふと思い出す。
全身麻酔の手術で腸にできた腫瘍を切除した母もやはり、
術後しばらくはあまり水が飲めなかった。
手術の翌朝、病室に巡回にきた看護婦さんに、母は喉の渇きをそれとなく訴えていた。
そしたらその看護婦さんは「今はまだ水は飲ませてあげられないけど、
ちょっとうるおしてあげましょうね。それだけでもだいぶ違うから」と言って、
水でぬらした歯ブラシで、母の歯の表面を軽くシャカシャカとブラッシングしてくれた。
母が少しずつ生気を取り戻したような表情になっていく。
うちの母のためにありがとうって思った。心から。
そしてぼろぼろ泣きそうになるのを、こらえた。

母はもちろん、その時のことを忘れない。
じいちゃんはその翌日になると体のほうが慣れてきたのか、
「水が飲みたい」とはほとんど言わなくなったらしいのだけど、
母はリップクリームを買っていって、じいちゃんの唇に塗ってあげたそうだ。
歯磨きとは違うけど、でもじいちゃんはとっても気持ちよさそうな顔をしていたらしい。

なんというか。
最近ちょっと体を壊して仕事を休んでいた女の子が復活した時に、
「休んでいる間、いろんな人にやさしくしてもらったことがとってもうれしかった。
そして私もいろんな人にたくさんやさしくしたいと思いました」と言っていて。
「やさしくしなくちゃー」じゃなくて「やさしくしたい」になるんだよね、と思ったのでした。
その子はもともと十分すぎるくらいやさしい人なんだけど。

この話は身内のことで、やさしくするとかしないとかという以前の問題なのだけど、
でもやさしさっていうのはつながっていくものなんだなぁと
ふとふとふとふと、今さらながら、またまたまたまた思いまして。
それならやっぱりそれは出し惜しみしないで、
できる限りいっぱい使っていきたいなという気持ちになったのでした。
忙しいのを理由に自己中になりがちな今日この頃だからこそ、とくに。
言い聞かせたりなんかする、自分に。

病院で88歳の誕生日を迎えたじいちゃんは、
だいぶ回復してリハビリに励んでいるらしい。
じいちゃんも頑張っている。

この記事のみを表示する夕焼けロード

BALI―バリの空



バリ島・クタ

この道をまっすぐ進んだ突き当たりがビーチ。
夕陽の沈む海がある。

この記事のみを表示するバリ島の、今は幻の味

BALI―バリごはん



この写真は確か4~5年前、当時デンパサールにあった
『SPECIAL AYAM GORENG』という名のレストランで撮影しました。
アヤムゴレンというのはいわゆるフライドチキンのことですが、
このお店は屋号で「スペシャルアヤムゴレン」と言い切っているだけあって、
鶏を一羽、丸ごと揚げるというダイナミックさ。
メインのメニューはこのアヤムゴレンのみ。
ある意味勝負に出ていたレストランでした。

デンパサールの大きな通り沿いにでかでかと看板を掲げた一戸建てレストランで、
お店の中も広かった。4~6人で座れるテーブルが
20卓くらいは裕にあったような気がします。
しかし。
それだけ広いのにも関わらず、いつ行ってもお客さんがいない…。
少なくとも私が行く時は、必ず貸し切り状態でした。

でも、なぜ流行ってないんだろう? と不思議でたまらないほど、
ここのアヤムゴレンはおいしかったのですっ。
サクサク、ジュワ~。サクッ、ジュワッ、サクッ、ジュワッ、
サクサクサクサクサクサク、ジュワ~ッ!!
バリ島の鶏肉は基本的にうまいし、おいしい鶏料理の店もたくさんあるけど、
あのクリスピー感を出せる店はほかにはないーっ!!
わざわざアヤムゴレンに「スペシャル」とつけているだけのことはあるーっ!!
というか、スペシャルのゆえんはそこかーっ!!
丸ごと一羽揚げているということよりも、
この揚げ具合こそがスペシャルアヤムゴレンなのね。納得よ、納得、という感じの味で。
食べている間中「おいしい~~~っ」と言い続けること100万回はいってたはず、軽く。

当然、またバリに行くとなった時には絶対に頭に思い浮かぶ一品でした。
「あれ、食べるぞ!!」とね。
しかしそんな期待度120%で再びこのお店を訪れてみたら、
なんと閉店してしまっていたわけです。
あー悲しかったなぁ、あの時は。
まあ、あれだけさんざん閑古鳥が鳴いていたわけだし、
なんだか店員さんもみんないまいち覇気がなかったというか、
店自体の「終わってる感」はすでにそこはかとなく漂っていたかもねーと
後から考えたりしたわけですが。
経営等々にいろいろと問題があったのでしょう。
でもでも。味は別なのよー。
いまだに気になるのはシェフです、シェフ。シェフの行方。
アヤムをあんなにクリスピーかつジューシーにゴレンしていたシェフは今何処!?
お願い~、どこかでお店をやっててください。探し出して必ず行くからー!(←真剣)

しかし、おいしいものや店とのこうした悲しい別れはこれまで幾多もありましたが、
この写真ばかりは撮っておいてよかったわ、と今となっては思います。
撮っている時はこれが最後の一枚になるなんて夢にも思わなかったけど。
そして実物は、この写真より数万倍はおいしそうな見た目だったんですけどね。
でもでも忘れないよ、キミのこと。スペシャルアヤムゴレンっ!

この記事のみを表示する久しぶりのばらちらし

FOODS



神楽坂・『二葉』のばらちらし(1500円)




昨夜、テレビをつけながら仕事をしていたら、神楽坂の特集番組をやっていました。その中でこの二葉のばらちらしが紹介されていたもので、夜中だというのに「あ~、久しぶりに食べたいー!!」と頭の中がすっかりばらちらしモードに。それで、本当に久しぶりに行ってきました。うまかったですっ。
このばらちらしは、昔、神楽坂の芸妓さんたちがお醤油で着物の袖を汚すことなくお寿司が食べられるように、というお店の人の配慮から考案されたものらしいですね。




その番組を見ていたら、長いこといる街なのに知らないことが多すぎるーと改めて思いまして。今日はランチのついでに少しだけぶらぶら。いつの間にやら新しいお店ができていたり、またビルの工事が始まっていたりと、移り変わりのせわしなさも少し感じたけれど、でも路地の雰囲気とかはやっぱり相変わらずいい。路地を見つけたらとりあえず入ってみて、脇目をふりまくりながら歩くのが楽しいです。たいていはどこかにつながっている。




かつてジョンとヨーコが食事をしにやってきたという老舗のうなぎ屋さんは本日は定休日。ここも私は数年に一度しか行かないお店だけど、おいしい。店舗も味も、ずっと今のままであってほしいな。




そして坂上ではなんだかフジテレビの昼ドラとおぼしきドラマのロケをやっていました。つい見てしまう。ついでに写真もパチリの野次馬です(女優さんの顔が全然見えない写真ですけどね)。

小1時間ばかりのランチ&ミニ散歩だったけど、
久々のおいしいばらちらしと、
好きな街の雰囲気に、ちょっとばかり
新鮮な気分になれたひとときでした。

この記事のみを表示するTalkin’ about the STONES

ROLLING STONES





とてもとてもしわくちゃですが、これは2002年12月17日付の朝日新聞に掲載された、
ストーンズ来日ツアーの全面広告です。
この時からずっと、うちの浴室のドアに貼ってありました。
3年以上も浴室からもれる湿気を浴び続けてきたので、そりゃしわしわにもなりますわね…。
もう来月には、またストーンズがきてくれる。そろそろこれははずそうかなと思い、はがしてきて激写を。

先日フロリダのジョニーさんと国際電話で話した時に、
「3月にストーンズが来日するんですよー」という話をした。
(ジョニーさんとは、昨年私がタンパでストーンズのライブを観た時に
大変お世話になった方です)
「あー、そうらしいねー。ところで、そっちってチケット代はいくらぐらいなの?」とジョニーさん。
「S席が1万7500円です」
私がそう答えると、ジョニーさんは素で驚いた。
「はぁー!? 安いじゃん!!
……このチケットの金額を聞いて「安い」と言った人は初めてである。
こっちのほうがびっくりである。
「いや、この金額って日本のライブチケットの相場からすると
ものすごく高いんですよ」
と言ってから思ったけど、確かにアメリカに比べたら安いんだよね…。
定価自体はそう変わらなくても、定価のチケットなんてどこにあるんだー、って状況だったし。
「ちなみにゴールデンサークルという特別席は5万5000円なんです」
「ふうーん……」
ジョニーさんの反応は薄い。1000ドル超えのチケットとかをさんざん目にしていたからか!?
でもそういうことではなかった。

「だけどさ、金額には替えられない価値はあったよな。
あいつら、本当にすごいもんな」

今さらその価値など改めて考えてみることはない私には新鮮な言葉だった。
値段がいくらであっても、行ける状況であれば行きたい。ただ行くだけである。
高いか安いか、じゃなくて、行きたいか行きたくないか行かないか行けないか、なのである。
肝心なところは。
だけど私自身はそもそもそういう価値観だけど、別にストーンズのファンではなく、
タンパでのライブもほとんど私の引率者的に同行してくれた感じのジョニーさんが、
あの夜のストーンズの素晴らしさ、あの夜の価値について語るのを聞くと、
忘れていた大切なことを思い出すように、
なんだか胸が熱くなってくる。
ストーンズに対するリスペクトがふくらむ。

楽しみだ、3月22日。

この記事のみを表示するいとしのビーチ

BALI―バリの空



バリ島・クタビーチ

初めてのバリは、航空券&ホテルがセットになった格安パッケージツアーで行った。
ホテルはクタにあった。
ビーチがすぐ近くにあるということで、
私と友達は「1日はビーチでひたすらのんびりしよう」と計画した。
南の島というのは、当然そういうことができるところだと思っていた。

そこでバリ旅行第一日目。さっそくクタビーチに行ってみた。
適当なところを見つけて、砂浜に腰かける。
すると間髪入れずにバリニーズのおばちゃんたちが一斉に集まってきて、
一瞬にして私たちのまわりはぐるりと囲まれてしまった。
そしてすぐさま始まった、おばちゃんたちの「ミチュアミー」「マッサージー」攻撃。
「ノーセンキュー、ノーセンキュー」と交わしつつも、
あーでもミチュアミってちょっと興味があるかも、とついそんな素振りを
見せてしまった私であった。
それがどういうわけだか「あっ、あなたマッサージやるね」という決めつけへと発展。
「やらないよ」と言う前に、おばちゃんふたりに肩と足をそれぞれいきなり揉まれ始めた。
あらあら、これってサービス? 頼んでないし。サービスだよね? などと
一方的に納得し、ある意味投げやり気味に揉まれるがままになっているうちに、
また別のおばちゃんによるミチュアミ編みもスタート。
「ミチュアミは1本だけね!!」と、そのあたりになると私も多少は頑張ったけど。
値切り交渉なんて初めてしたのに頑張ったけど。
頑張ったけど。頑張ったけど。頑張ったつもりだったけど。
結果的にものすごーくぼられてしまった。
かなり恥ずかしいアホっぷりを第一日目からぶちかましてしまった。
でもどういうわけだか今となっては笑えて妙にほのぼのしてきちゃう
思い出なんですけどね…、自分としてはね…。

しかしとにかくビーチにいると次から次へと物売りの人や
ロコボーイたちがやってきて、のんびりなんてできたものじゃなかった。
というよりも、あのやかましさはカルチャーショックに近かかった。
それまで南の島に対して抱いていたイメージを軽く覆してくれる街及びビーチだった、クタは。
だけどそれは決して嫌な感じではなかった。
結局のところ、あの喧騒、人々のあのエネルギーが恋しくて
リピートするようになったようなものである。

もうクタに泊まるということはほとんどないけど、
行けばその度に軽くムカついたり(時に両替所などでマジギレ)、
うるさくてうんざりすることも、今でもあることはある。
でも憎めない。嫌いにはなれない。
ずーっと一緒にいたいという感じではないけど、
ずーっとそこに変わらずいてほしいと願う愛のキモチ。
あのおばちゃんたちがもしもいなくなったら、
クタビーチはどんなに寂しい海になることだろう、と思う。

この記事のみを表示するひとやすみのスイーツ

FOODS



牛込神楽坂・『プティ・バーブ』のかぼちゃプリン

かぼちゃの素朴な味わいがしみじみ伝わるプリンと
キャラメル風味のナッツ&生クリームのハーモニーが絶妙。
ほっとさせてくれる味です。