猫とワタシ

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背中合わせのNight&Day

この記事のみを表示するスタバさまさま

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唐突ですが、一応これでも、お酒もタバコもなくても
生きていける自信はあります(何のこっちゃ)。
でもコーヒーだけは絶対にないと死ぬ。
朝起きたらまず最初にすることはコーヒーをいれること。
そして朝から夜まで1日最低でも5~6杯は飲むのがマイ日常です。

でも去年オーランドに行った際に泊めてもらったお宅のジョニーさんは、
コーヒーをまったく嗜まない方だったのでした。
もちろんキッチンにもコーヒーをいれるための道具などは何もありませぬ。
当然のことながら、これはしばらく我慢、我慢ね…と自分に言い聞かせました。
が、レストランで食事をした時に私がコーヒー好きだということを
たまたま知ったジョニーさん。
夜ふらりとひとりでドラッグストアに買い物に行ったかと思うと、
このスターバックスの瓶コーヒー↑を一緒に買ってきてくれたのでした。
「冷蔵庫に入れておくから、明日の朝飲むといいよ」、と。
やった~、明日の朝はコーヒーが飲めるー!!
そう思ったらなんだか安心しちゃって、
それまで悩まされていた時差ボケも忘れ、
その夜からぐっすり眠れるようになりました。
それからの滞在中は、この瓶コーヒーを飲むのが朝の日課に。



最近は日本のコンビ二でも↑こういうスタバコーヒーが売っているけれど、
あの瓶コーヒーが日本に入ってこないのは、
やっぱりひとえに今どきの日本人にはウケが悪そうな
甘ったるすぎる味&多分結構な高カロリー商品のせいだったりするのかな。
どうにも甘すぎて私は一気に飲み干すことはできないので、
出かける時にも持ち歩いて、ちびりちびり飲み続けていたものでした。
ストーンズのライブのためにタンパに向かうクルマの中でも、
その帰り道の車中でもずーっと飲んでいたので、
ライブ会場で飲んだビールの味よりも、
ストーンズとセットになって記憶に残っている思い出の味です。
今はとても懐かしい。



これはタンパのスペイン料理屋さんで飲んだカプチーノっぽいもの。
こうしたお店やWDWのフランス館などのヨーロッパ系のお店で
飲んだコーヒーは大変美味しかったのですが、
生粋のアメリカのアメリカンなレストランで出されるコーヒーは
本当に純度100%のアメリカンコーヒーでありえないほどあまりにも薄く、
それを巨大なマグカップになみなみと注がれても、
はっきりいって「こんなに飲めるかい~」って感じだったのでした。

しかしそのストレスもスタバがすべて解決。
コーヒーを飲みたくなるようなスポットにはたいていスタバがあり、
そこに行けば慣れ親しんだコーヒーの味、希望通りの量を確実に堪能できるわけで。

しかもコーヒー好きでありながら、アメリカで「コーヒー」の発音が
まったく通じないことに苦悩していた私にも、スタバは強い味方でした。
メニューボードには必ず「本日のコーヒー」の銘柄が
書かれているので、その銘柄を伝えれば一発でOKですもの。
固有名詞というのは発音が悪くても通じやすいものですわー。
これって非常に低次元な話だと自覚はしてますが、
でもでもなんてストレスフリーなコーヒーショップなのかしらと、
その時はありがたくてたまりませんでした。
試しに一度「Today’s Coffee」と注文の際に言ってみたら、
やっぱり「はぁ?」みたいな反応が返ってきて、とほほ…。
あの時はチャレンジャーだったもんでしたわ。

これがNYCのような都会だと、別にスタバじゃなくても美味しいコーヒーは
いくらでも飲めたりするわけですが、
フロリダにおいては私にとっての救世主的な存在だったなぁと、
東京にてスタバのコーヒーを飲みながら思い出したりした次第でした。


この記事のみを表示するまた来年。

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10月にオーランドで泊まらせてもらった家の庭に咲いていた花。
フロリダはあったかくてのんびりしたいいところだったなぁと改めて思います。
この時の旅行で、アメリカで10年、20年、30年と暮らしている
日本人の方々に会えたこともすごくいい思い出になりました。
みんなタフでやさしかったな。
人の性格を明るい、暗いでひとくくりにするのはまったくもっていやなことだけど、
そういうことではなくて、でもなんというか人として、
明るいほうを向いて生きていこうとする気持ちっていうのは大事だなと
束の間の出会いの中で密かに教えられたものでした。

あーそしてやり残したことが山積みの年末になってしまったけど、
年明けからさくさく片付けるとしよう。
厳しい寒さが続いておりますが、皆様よいお年を!!
しばらく更新は休みます。

この記事のみを表示する機内におけるプチ恐怖

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2005年10月・フロリダ旅行の小さな思い出その1

成田からアトランタ行きの飛行機が着陸態勢に入って少したったころ、
突然前のほうの席から
うおおおおおっ!!!!
と世にも恐ろしい叫び声が聞こえてきた。
瞬間的に、機内には緊張が走った。
客室乗務員たちが血相を変えて、いっせいにその席に向かう。
何よ、何よ、何が起きたのよ~!!
乗客はみんなその席のほうを、目を凝らして見ている。
するとその席の乗客の姿を確認した客室乗務員は、
慌しくどこかへ去っていった。
そしてまたすぐに戻ってきたのだが、
その手には大量のペーパータオルを持っていた。
どうやら具合の悪い乗客の方が、ちょいともよおした声だったらしい……。
ペーパータオルを何枚もその人に渡したり、席のまわりをふいたりしている…。
飛行機に乗っていて具合が悪くなるのはつらそうだ。
しかしまわりの席の人たちは大丈夫なのかなぁ、と
今度は別のいらぬことが微妙に気になってしまったが、
それにしてもあの叫び声を聞いた瞬間は、本気で怖かった。
その声から連想される最悪の事態っていうやつが、
ものすごい頭の回転の速さで脳裏をかけめぐった。
想像の中の恐怖図が描かれた走馬灯でも見ているかのように。
予想外に平和なオチでよかったけど(そのご当人以外の乗客にとっては)。

プチ恐怖といえばもうひとつ今でも忘れられないのが、
何年か前のバリ行きの機内でのこと。
やはり着陸態勢に入って、もうすぐそこに島がある! っていう時になって
急にものすごい乱気流に巻き込まれた。
で、いやな揺れ方だなーと思ったまさにその時に、
どこかの席で赤ちゃんが「うぎゃーっ」と泣き出した。
あおられましたよ~、あの声には。大げさでなく乗客全員が。
一気に機内がざわざわとどよめきだして、騒然とした雰囲気になった。
「こんなに赤ちゃんが泣きわめくなんて、これは思っている以上に
何かヤバイ事態になっているのではないか?」というような緊迫したムードが漂う。
そもそも赤ちゃんが泣くということ自体には誰も驚きはしないんだけど、
泣き出したタイミングがあまりにも絶妙だったので、
それに乗客みんなが呼応した感じ。恐怖の連鎖反応というか。
この時も結局は何事もなく無事着陸したのだけど、
機内での唐突な叫び声と、タイミングのよすぎる赤ちゃんの泣き声は、
思わぬ小さな恐怖を呼び起こすものだと旅の空で思った次第でした…。

*小さな思い出その2はまたそのうち。

この記事のみを表示するアトランタ→成田

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1
0月23日 DL055便 機内食ランチ
前菜サラダ/葉野菜のミックス、トマト、クルトン、クリーミーなイタリアンドレッシング、そば
アントレ/鮭の照り焼き 白菜とにんじんの取り合わせ ブラックパールライス
デザート/ブラウニー


ミッドフライトスナック(フライトの半ばで)



サパー/ヒカマポテト、きゅうり、にんじん、赤ピーマンのスロー 味噌ドレッシング
      貝型パスタ、赤ピーマンペストソース、海老、リーク、パルメザンチーズ
      新鮮な季節の果物
(*以上、デルタ航空のメニューの原文まま)

友達や家族と一緒の旅行の時はもちろん別だけど、
ひとりで飛行機に乗って帰る時ほど食欲がなくなることはない。
ひとりで出かけた短い旅行であっても、旅先ではいろんな人と出会って、
何かと助けてもらったり、お世話になったりしながら日々過ごしているから。
機内で食事が運ばれてきて、それを口に運ぼうとする時になると、
不意に思い出してしまう。
ついさっき別れてきたばかりの国や土地の人たちのあたたかさを。
胸がつまって、きゅうーんとなって、何かを食べようとして下を向くと、
涙がポタポタ落ちてきそうになる。
だいたいいつも、どこに行っても、ひとりで帰る空の上ではそうなってしまう。

それでもひとり旅の人の隣には、ひとり旅の人がくるもので、
たいてい機内食タイムは、どちらからともなくトークタイムになるのだけど、
今回のお隣さんはWDW帰りの新婚さん。
でも奥さんにやさしくて、しかも食欲旺盛なだんなさん(機内食以外にも、
持参したお菓子などを終始モリモリ)の隣にいると、
話はしなくてもだんだんと気が晴れてくる感じがした。

行きのアトランタからオーランドへの機内では
コーヒーを頼んだのにコーラが出てきてしまったが、
帰りはちゃんとアメリカ人の客室乗務員にも「コーヒー」で一度で通じて、
すんなりコーヒーをもらえた。
そもそも英語は苦手なのだけど、あまりにも自分の「コーヒー」という発音が
突出して通じないので、旅行中は現地の人々がどういう発音をしているのか
神経を集中させて聞くようにしていた。その成果が現れた~!
7泊9日の旅行で唯一進歩したといえるところであるが、ちとレベルが低すぎネ…。

楽しい旅行だったけど、澱のように心の奥底に残ってしまったのが、
アメリカの入国審査や出国の際のセキュリティーチェックのこと。
思っていたよりは簡単に終わってくれたし、
空港職員の人たちもチェックが終われば笑顔で「サンキュー」とか言って
気を遣ってくれている感じはしたけど(あれで笑顔もなかったらつらい)、
指紋認証とか顔写真撮影とか、靴を脱いで裸足になるとか、
やっぱり個人的にはいやなことだったなぁと思う。
それがひいては自分の身の安全につながることだと理解していても、
かすかな不快感はつきまとう…。
私にとってアメリカに行くということは、2001年9月11日以前の世界には
もう決して戻れないということを知ることでもあった。
この先、奇跡的に世の中が素晴らしく平和になったとしても、
その前には戻れないんだよね、もう絶対に。

日本に着いて、昼下がりの成田は気持ちよく晴れていてほっとして、
しかしながらまず「ああ日本に帰ってきたんだな!」と実感したのが
どんな瞬間だったかというと、すれちがいざまにぶつかったおじさんが、
何も言わずに去っていった時だった。
アメリカではちょっと肩がふれただけでも必ず「エクスキューズミー」だし、
公共機関などではほとんどの大人の男性は、女性やお年寄りやベビーに
先を譲ってくれる。女性同士でもそうだった。
旅行中はそのことをとくに何とも思っていなかったけど、
思い返せばそのおかげで快適に過ごせた部分は多かったと思う。
そしてもはや帰国して1ヵ月もたてば、ぶつかってもあやまらない、
人が前からきてもよけない、乗り物には人を押しのけても先に乗るという
東京の日常にいちいち疑問も感じなくなってきて…。
アメリカがいいとか、日本が悪いとかっていう話ではないのだけど
エクスキューズミーとTo Go(日本でいうテイクアウト。ビバ持ち帰りだから)は
もっと普及してもいいんじゃないかな~とちょっと思う。
日本人は横文字好きなんだし(?)。

これからも断片的に、今回の旅行のことをちょくちょく書いていくと思うけれど、
とりあえず旅日記はこれにて終了~。

この記事のみを表示する主観で選ぶアメリカ的インパクト大賞

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風景部門大賞。
オーランドにある『セレブレーション』という、
ディズニー経営の新興コミュニティーの中の小さな広場にて。
でも広場というよりも、間違っちゃったかぼちゃ畑、に見えた。
いくらハロウィンだからといえども、巨大なかぼちゃがここまでゴロゴロあると
なんだかおかしくて笑いがこぼれてくるのであった。
うしろで仮装しているプーさんも笑っとる…。



大味部門大賞。
サンダースさんちのフライドチキンのコンボなのだが、
つけあわせに選んだマッシュポテトにびっくり。
なぜただのマッシュポテトがこんな味になるの!?
だしのまったくきいていないコンソメスープあるいはコンソメを抜いたけどコンソメ風味は
微妙に残っているコンソメスープ、で味つけしたようなマッシュポテトに、
いったいどういう味にしたかったのか方向性がまったくつかめない
グレーヴィーソース(とおぼしきもの)がたっぷりと。
これなら普通にポテトをつぶしただけのものをプリーズだよ~。
いや、コールスローサラダもあったのに、マッシュポテトを選んだのは
そもそも自分なんですけどね。しかもオーダーミスでふたつもさっ。
しかしそんなポテト好きの人間だけに、この味にはまじで驚き。
(ちなみにフライドチキンやビスケットは日本とまったく同じ味)



つけあわせ部門大賞。
クリアウォーターのファミリーレストランのようなお店にて。
つけあわせに生のセロリを用いるのはアメリカではよくあるのかな。
セロリは好きだし、この油たっぷりのチキンのお供として合わないわけでは
ないけど(さっぱりとお口直し、という感じで)、
こんもり盛られたチキンとお皿の上ににじむ肉汁というか油。
すでに十分オイリーなのにマヨネーズのディップ。
そしてそれに寄り添う青々としたセロリ…。
見た瞬間に「ごちそうさまでした!!」と言いたくなるような、
おなかいっぱいのザ・インパクト。
でもやっと自分の思うアメリカ的なものに出会えたような変なうれしさも
同時にあったりなんかした一皿だったけれど。



スイーツ部門大賞。
上と同じ店にて。
いかにもアメリカンタイプのチーズケーキではあるのだが、
こうも何の飾り気もなくただごろんと出されるとねー。
スイーツを前にしても心が弾まない、むしろ萎えるというめったにない経験を味わえた。
それにしても食べる度に口の中で「ジョリッ」っとするのはなぜなのか。
どうもグラニュー糖っぽい食感なんだけど、いったいどういう作り方をしているのか。
謎は多いけど、まずくはないのよ、決して。でも少しさみしー。
「よ~く考えよう~、見た目が大事だよ~」という即興で浮かんだ替え歌が
頭の中をぐるぐる回って仕方がない。
そんなデザートタイムなのであった…。

この記事のみを表示するボーディングパス事件とグーフィーマジック

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10月22日 WDW内ダウンタウン・ディズニー&スワンホテル

広くて広いWDW内はボート、バス、モノレールなどさまざまな
交通機関で移動が可能。
WDWの入場者であればもちろんフリーパスで乗車できるので、
私たちもダウンタウン・ディズニーからスワンホテルまでバスで移動。
チケットを見せる必要もなく、ただバス乗り場から乗りこめばOK……。
それなのに。
帰りにスワンホテルからダウンタウンに戻るべくバスに乗車すると、
運転手さんが「ボーディングパス!」と手を差し出すではないですか。
え、ボーディングパスって何? そんなのあったっけ?
「エプコットのチケットを見せればいいの?」と言いながらバッグの中や
ポケットの中をあわてて探す私とジョニーさん。
運転手さんが、あせっている私たちをずっと冷ややかな目で見ているので、
ますますあせるばかりなり。
ようやくチケットを取り出したジョニーさん。
「はい、これ」と運転手さんに見せました。
しかし運転手さんはそれには一瞥もせず、相変わらず無表情なままで
「100dollars enough」とキッパリ。
は? 100ドルで十分とは?
そう思った瞬間に、それまでシーンと私たちを見ていたバスの乗客が全員、大爆笑。
バスが揺れそうなほどにみんなで大笑いさぁ。
うわー…だまされた…やられたぁ…恥ずかしい…。
まさに穴があったら入りたいとはこのことだ、というくらいの恥ずかしさ。
ドッキリカメラを仕掛けられた人の気持ちが少しわかった気がするぅ…。
この運転手さんはかなり冗談好きの方だったようで、運転をしている最中も
ずっと何やらジョークを言い続けて乗客を笑わせておりました。
英語なので私にはおもしろさがいまいちわからなかったけど。
そのジョークに終始大うけしていた笑い上戸のご婦人には、
しばらくたってからも「まったくあなたたちってば、だまされちゃって!」
という感じで思い出し笑いをされて、ひー、恥ずかしいーという感じでした、本当に。



今回、唯一会えたミッキーは花壇の中にいた。
という具合で実物のディズニーキャラクターにはまったく会えなくて残念…と
思っていたら、スワンホテルの廊下でグーフィーに遭遇!
正確にはグーフィーの着ぐるみを着た人ですが、とにかくグーフィー。
トイレ近くのひっそりした廊下には私とグーフィーしかいなくて、
目が合った瞬間、お互いにぎょっとしたのがわかりました。
私はこんなところにグーフィーがいるとは思わないし、
グーフィーもここで観光客に会うとは予想だにせず、ちょっと油断していた模様。
でもグーフィーはやっぱりグーフィー。
「えっ」と一瞬固まった私に向かって、両手でかわいく手を振ってくれたのです。
私も手を振り返す。グーフィーもニコニコと手を振ってくれる。
着ぐるみなのに表情ってわかるのよ~。
その後、グーフィーはスタッフみたいな人に呼ばれて、人間っぽくどこかへ
消えていかれましたが、あの手を振り合った時のうれしさは忘れられません。
温泉につかってポカポカ温まって満たされた時のような
とても幸せな感覚に包まれたのでした。
ただ手を振ってもらっただけなのに、不思議。
アトラクションにはまったく乗らず、ミッキーにもドナルドにも会えなかった
ディズニー・ワールドだったけど、やっぱりディズニー・マジックはありました!
グーフィー、ありがとう!



スワンホテルのロビーの噴水。
<WDW日記はこれでおしまい>

この記事のみを表示するフランス館で乾杯&雨宿り

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10月22日 WDW内「エプコット」ワールドショーケース フランス館

「フード&ワインフェスティバルはフランス館のブースがおすすめ。
とくにチョコレートクレームブリュレがおいしい♪」とエプコット勤務の
日本人女性に教えてもらっていたので、これは行かなきゃとフランス館へ。




ワインは赤2種類、白2種類が用意されており、いずれも3ドルだったかな。
おつまみにエスカルゴ、デザートにはもちろんチョコレートクレームブリュレを購入し、
近くのベンチの席を確保して乾杯。昼間から屋外でベンチに腰かけてワインを飲むのって
心から幸せを感じるひとときですわ。そしてエスカルゴもチョコレートクレームブリュレも
感動的なほどに美味。曇天なのにストロボをたかなかったので暗い写真になってしまいましたが、
この紙皿の上にあるものの中身はもはや芸術的といってもさしつかえないほどの輝きに
満ちていました(我ながら大げさです)。
それまでもこの旅行では地元に詳しいジョニーさんのおかげで、
普通においしい食生活を送ることができていたのですが、
でもこの2品を口にした瞬間に「繊細」とか「上品」という言葉が
はっきりとよみがえってくるのがわかりました。
というか正直なところ忘れていましたわ、そういう言葉を料理にも使うということを。
アメリカにきてからの数日間で、すっかりと。




フランス館のパティスリーも興味があったので中をのぞいてみると
ショーケースには魅力的なスイーツがずらり。
それらを買い求めるお客さんで中には長い列ができていました。
甘い物は完全に別腹だし、この誘惑にはとても勝てず、私たちも列に加わることに。



ミルフィーユや生シュークリームなど心ひかれるスイーツはたくさんあったのだけど、日本ではまずめったに選ばないレモンタルトをチョイス。これがまたびっくりするほどおいしかったのです!! 写真は輝きすぎちゃいましたが、実際きらめきの味でした。ひと口味わうたびに「繊細」「上品」「洗練」「優雅」という言葉が次々に浮かんでくる。直球な甘さじゃなく、ものすごく微妙な変化に富んでいて、奥行きが深い味。本当に芸術的だと思います。素晴らしい食文化を感じます。たったこれだけのことだけど、すごいよフランス!! と大絶賛です。
きっとフランスに行ったら私ははまるだろうな、すごく好きになるだろうなと確信した次第でした。
かなり単純な思考回路だけど。

考えてみると私が今住んでいる町はフランス人もフランス料理店も多く、
一部ではリトルフランスなどともいわれているほどで、
さらにうちの近所にはモロッコ人シェフのいるモロッコ料理店があったりもするし、
食に関しては東京そのものがワールドショーケースのようなものだとは思います…・。
しかしこのような作り物のスモールワールドの中でも、
ただその国の料理をいただくのとは違う何かはやはり感じるわけで。
もっといろんな国に行きたい、もっともっと旅がしたいと強く思いました。
(あーでも今一番行きたいところはパリじゃなくてバリというこの矛盾)。

ところでこのパティスリーにいる間に、外はものすごいどしゃぶり&雷に。
食べ終わっても降りやまず、フランス館のショップでしばらく雨宿りをしたけれども
雨足は激しくなるばかり。ミッキーの雨合羽を着て歩いている人はたくさんいるのだけど、
雨宿りをしていたショップでは売ってなくて、身動きがとれず。
試しに隣のゲランに行ってみるとミッキーの折り畳み傘が1本10ドルで売っていたので、
いかにもパリジェンヌな雰囲気の麗しいマダムから購入。ゲランなのに、傘1本。
しかし雨の中ではさっきのようにベンチに座ってフード&ワインということももうできず。
とりあえずイタリア館に行ってスプマンテを立ち飲みし、
ドイツ館のビール&ソーセージに心を奪われながらもショップだけひやかして、
ワールドショーケースはもう後にすることに。全館まわれてなくて消化不良だけど。
この時点ですっかり夕方で、翌朝7時に飛行機に乗って帰らねばならない私は
ダウンタウン・ディズニーに行ってお土産を買わなきゃ、と急にあせってきたのでした。
それではダウンタウンに行った後に、ジョニーさんの友達のいるスワンホテルで
軽くご飯を食べて、夜9時までにまたワールドショーケースに戻って
イルミネーションズというフィナーレのショー&花火を見ようとジョニーさんは
計画を立ててくれましたが、結果的にはそれもままならなかったです。
なぜ時間が経つのはあんなに早いのでしょう…。
つづく。

この記事のみを表示するイッツ・ア・スモール・ワールド

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10月22日 WDW内エプコット「ワールドショーケース」のモロッコ館

ワールドショーケースの中で、日本館と隣り合っているモロッコ館。
突然ですが、b_nomadさん、このモロッコはいかがでしょう?
…とこんなところから呼びかけられても困りますよね(笑)。失礼しました。
でもnomadさんのブログに出会ったおかげで、モロッコに対する親しみのような感情が
自分の中に生まれたのは確かで、その気持ちをこのモロッコ館ではより強く感じたのでした。
そして今日はfujiwaraさんから、モロッコ館はモロッコの国王が設計したものと
教えていただき、さっそくここでも書かせてもらいます。感謝です。
しかし、せっかく精細なモザイクが美しいエントランスなのに、
寄りの写真を撮っていないところが抜けている私…。
写真はいまいちですが、細部まで凝っていて見応えのあるパビリオンでした。



これはエントランスの外側にあるお土産物屋さん。



エントランスの中にあるお土産物屋さん。写真はないけれど、このお店の店員のモロッコ人女性の美しさに思わずドギマギしてしまいました。どこかひかえめでたおやかな印象だけど、瞳の力が強くてきれい。




そして庭にはハイビスカス。
なんというか、「出会えた感」がありました。
それにしても残念なのはモロッコ料理のレストランに行かれなかったことです。日本館で鉄板焼きをたらふく食べた直後だったので…。ワールドショーケースの各パビリオンはだいたいレストラン&ショップで構成されていて、ところによってはさらにミュージアムやアトラクションもあるようですが、個人的にいちばん心を奪われたのは当然のごとくレストランでした。でもおなかはいっぱい。フード&ワインフェスティバルのために胃袋に余裕ももたせておかなければならないし…とここでも私は相変わらず煩悩の権化。もしも神様が5つ願いを叶えてくれるとしたら、その5つのうちのひとつとして、ワールドショーケースに最低でも1週間滞在&全館のレストランを制覇させてもらうことをお願いします、というほどの気分でした。あの場では。




パビリオンの国の数は11カ国ですが、路上でブースを出しているだけの国も含めるとより世界が広がる感じ。奥に見えるのはトルコの出店。こうした出店で販売されているデリやスイーツもそそられるものばかりでした(フード&ワインフェスティバルのための出店だったのかな…よくわからない)。



モロッコ館とフランス館の間では民族音楽のミニライブも。
最近、ワールドショーケースの話を知り合いの子にしたら「愛・地球博みたいな感じなんですか?」と聞かれて、私は愛・地球博には行っていないのでわからなかったのですが、こういう感じだったのでしょうかね。個人的には東京ディズニーランドでもっとも好きなイッツ・ア・スモール・ワールドの中に紛れ込んだような気分をちょっと味わえました。せーかいーはひーとーつー♪と口ずさみたくなるような。
しかしこのような楽しい場所で小難しいことを気難しく考えていたわけでは決してないけれど、
ここにある世界が平和な分だけ、現実の平和じゃない世界のことも同時に肌で感じてしまう
部分もありました。
次はフランス館へとつづく。

この記事のみを表示する日本館にて

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10月22日 WDW内エプコット「ワールドショーケース」の日本館



遠目すぎる写真ですが、五重の塔では日本人の女性たちによる和太鼓のパフォーマンスが
行われていて、各国の観光客の方々から拍手喝采を浴びていました。かっこいいー!



このラグーンの向こう側がエプコットの入り口&フューチャーワールド。
ラグーン沿いをぐるっと歩いてまわれるようにもなっていますが、
フューチャーワールドとワールドショーケースを結ぶ小型ボートもひんぱんに出ていて、
それに乗るとあっという間に移動できるのでとっても楽でした。
ワールドショーケースだけでもそうとう広く、ただ歩いているだけでも疲れてくるので
テーマパークで遊ぶのには体力がいるのだなぁーと今さらですが痛感。



アメリカの鉄板焼きはパフォーマンスがすごい、とのことで一度は見たいと
日本館のレストランへ。日本館のレストランとショップはby三越でスタッフも全員日本人。
もちろんお客さんの大半は欧米人の方々なので、日本人のスタッフの皆さんは
英語を流暢に話しながらテキパキと働いておられて素敵でした。
そして鉄板焼きのパフォーマンス。この写真のワザは「ボルケーノ」。
輪切りにした玉ねぎを火山のように積み上げて中から噴煙をあげる、というのを
非常にリズミカル&マジカルに見せてくれました。
いやー楽しいです、これは。
こういう芸の域に達しているものだけでなく、普通にお皿に取り分けてくれる時などでも
常に笑いをとることを忘れないというのもさすがプロ! という感じでしたわ。
ショービジネスの国の、その象徴ともいえるような施設の中でイキイキと仕事をされている
日本人の方々。かっこいいなぁとしみじみ思った日本館でした。
つづく

この記事のみを表示するワールドは、とんでもなく広かった

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10月22日 ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)①

ディズニーワールドというのは、東京ディズニーランドをもっと大きくした感じのものだろうと
勝手に思い込んでいたのであります、行くまでは。
でも「ワールド」なんですよね、オーランドにあるここは!
ランドをも包み込むワールドなのでした。スケールが違います。
オーランドに着いた日にWDW周辺をクルマで案内してもらったのですが、
いつのまにかワールド内に入っていたようで「もうここはディズニーワールドの中だよ」と
教えてもらったけれども、まわりを見てもきれいに整備された道路が続いているばかりで、
ごく一般的な街の中(でもどこか人工的なにおいのする、)を走っているようにしか思えない。
それは結局、最後の最後までそういう印象のままで、
ワールドの全体像というものはついぞ把握できませんでした。

行った後にじっくり読んだガイドブックによれば(遅すぎ)、
WDWの総面積は山手線内の1.5倍もあるらしい…。
その中に東京ディズニーランドのような「マジックキングダム・パーク」、
ショービジネス満載の「ディズニーMGMスタジオ」、
野生動物を見ることのできる「ディズニーアニマルキングダム」、
フューチャーワールドとワールドショーケースという2エリアから成る
「エプコット」という4つのテーマパークがあるのですね。
さらにディズニーが所有&経営するゴルフ場やリゾートホテル、
ウォーターパークにダウンタウン、ウォーターフロントのボードウォークなどなどが
ワールド内に点在しており。
ヘリなどで上空から見てみると、この一大王国の完成のされ方がひと目でわかり、
それはもう立派なものだということです。
今こうして冷静に書いていると、あまりに壮大なビジネス構想のようなものをふと感じて
引いてくる気持ちもちょっとあるのですが、その場にいるとどうにも抗えないあの魅力。
メインゲートを入る時には、ミッキーの看板にまでつい手を振ってしまうほど
思いきりはしゃいでしまったし。ディズニー・マジック、恐るべし(ということにして、
我を忘れた自分の行為から目をそむけてみる・恥)。

きっとWDWを訪れる方々はそのために何日もワールド内のホテルに滞在したり、
綿密な計画を立てて行動するのだと思いますが、
今回の私にとってはおまけのようなものだったのでむろん欲張ることはできません。
上の写真のテーマパーク「エプコット」にだけ行くことにしました。
エプコットには近未来の最先端技術が体験できるアトラクションが充実した
フューチャーワールドもありますが、私たちの目的はもうひとつのエリアの
ワールドショーケース。
ワールドショーケースには向かって左奥からメキシコ館、ノルウェー館、中国館、ドイツ館、
イタリア館、アメリカン・アドベンチャー館、日本館、モロッコ館、フランス館、
イギリス館、カナダ館という11カ国のパビリオンが並んでいます。
そしてこの旅行の頃はちょうど「フード&ワインフェスティバル」の真っ最中。
各国のワインが1杯3ドルぐらい、デリやスイーツも4~5ドルぐらいで楽しめるという情報を
前夜訪れた日本料理店の方に教えていただき、ワインにデリ、スイーツにワイン~♪と
いつものことながら食欲全開で出かけたのでありました。
つづく。